WARBLER卒公「春の花」制作日記⑥

急にあたたかくなってきましたね。春が来る。

ぽかぽかとした陽気の中で観る「春の花」は、また違った味を持つかもしれないなあ、なんて思っています。こちら、ご好評&ご要望を受けて、今日まで映像配信の追加予約を受け付けることとなりました!思っていたより追加のご予約をいただけていて、とても嬉しい。ありがとうございます!

というわけで、今日はネタバレなしの見どころポイントや裏話を少しまとめてみようかなと思います!

初めて観てくれる方はもちろん、リピートしてくれる方も、これを読めばよりこの作品を楽しんでもらえるのではないでしょうか!

***

★演劇を映像にするということ

私が考える演劇の定義の一つに、「演者と観客が同じ時空間を共有していること」があります。だから演劇を撮影した映像は、あくまで演劇ではなくて映像作品にあたるんじゃないかなあと考えていて。

だったら、それを前提とした上で、演劇と映像の良いとこどりをしたものを配信では届けたい!と思いました。イメージとしては、劇団☆新感線がやっている「ゲキ×シネ」かな。

表情や身振り、舞台美術に衣装…その細かい部分まで届けることができるのは映像の強みだと思います。そこに演劇の強みである「空間」そのものの使い方も映るような編集にすることで、演劇としての良さも映像に残る。

映像ならではの没入感、演劇ならではの演出、そのどちらも楽しんでもらえたら何よりです。

撮影・編集はずっと私たちの公演を撮ってくれていた方々にお願いすることができました。嬉しかったなあ。愛のある撮影・編集をしていただけて、また共に編集作業をしてくれて、本当にありがとうございました。

★今回も作曲してます

13期が誇る音響のエキスパートが、3曲ほど作曲をしています!とある場所に潜入する時にかかる曲だったり、真っ黒な服装の人が話している裏で流れている音だったり…。ぜひ、そちらにも注目してみてくださいね!ちなみに彼は、過去公演「BLACK PEARL」という作品のOP曲も作曲してくれていました。

★照明の移ろい

光もまた、演者の一人。色味・強さ(弱さ)・形・変化の仕方・タイミング・・・細部にまで魂が宿っています。お見逃しなく!回想など、照明の移り変わりが映像でも分かりやすいのではないかな。自分の好きな照明を見つけるのも楽しいかもしれません。

★香り

とある場面で、ある物の「香り」を嗅ぐのですが、実際に香りがついているものを使用しています!

★過去公演の記憶たち

過去の公演を知ってくれている方にも楽しんでもらえる要素がある本作。ストーリーだけでなく、舞台美術・衣装・小道具にも、見覚えのあるものが…?ぜひパンフレットと共に楽しんでみてくださいね。

★パンフレット内、「過去公演紹介コーナー」の背景をよく見てみると…?

★動画は、「最後まで」ぜひご覧くださいね!


ネタバレなし、こんなところでしょうか!作品をより楽しんでいただける助けになれば幸いです。

追加予約の受付は本日、3/14まで!お忘れなく。

ご予約はこちら!


配信期限は3/21、春分の日です。それまでは好きな時間に何度でもご覧いただけます。

一人でも多くの方の元へ、「春の花」という作品が届きますように。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?