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きみの友だちを読んで、思い出すこと。
今日の空。
重松清さんの「きみの友だち」を読んでから、空を見るとずっと思い出すことがある。
空って、雲があるから表情を持つんだと思う。
雲って雨を降らしたりする厄介者だけど。
今は、自分の心が、晴れでも曇りでも好き。
前は、自分の心が晴れじゃないと許せなかった。多分、心が曇りの日も雨の日もあるのに見ていないふりをしていた。
不機嫌な自分も、心の中で泣いている自分も、見つけてあげられてなかった。全力で晴れになるように抗ってた。
それは無理なことだし、そんな時に更に自分を追い詰めてたんだねって思う。
今は、雲があったり、たまに雨を降らしたりもするけれど。そんな日もあるよね、そんな自分も自分だからって、それをありのまま受け入れて、たゆたっている。
大きな流れに身を任せている今の自分の方が、自然体で好きだなあ。
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