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【月刊タロティスト】2月号キリスト教を知るとタロットもわかってくる!?

キリスト教の歴史とタロットの関連性について書きました。

キリスト教の歴史的背景を大まかに紹介し、それがどのようにタロットカードの解釈に影響を与えるかを探求しています。

また、西洋と東洋の精神世界の違いや、歴史的な出来事が現代の価値観や宗教的信念にどのように影響しているかについても触れています。

ではスタート!


キリスト教を知るとタロットもわかってくる!?

なぜならタロットはヨーロッパ人が作ったものだから。

ダイレクトにタロットに関係ある部分もある。

20審判のカードは「ヨハネの黙示録」のワンシーン
この図版はウェイト版以前から使われている。

20審判のカード 
左マルセイユタロット 右ウェイトスミスタロット



またキリスト教のベースがあるからこその考え方というのもよく触れることがある。

ウェイトやクロウリーのタロット解説を読んでいると、

精神世界や霊的な世界に関しては、私たちアジア人にとっては当たり前のことも、
1900年前後のイギリス人には「いちいち前置きをしておかないと理解されないかも」と思うようなことなんだと発見する時がある。

アーサー・エドワード・ウェイト
アレイスター・クロウリー


アミニズム(全てのものに霊が宿る)信仰が定着している日本人からしたら霊的な話は当たり前なのだけど・・・そっかー、当時のヨーロッパの人にとっては当たり前じゃなかったのかと思うようなことです。

だから本では周りくどい言い方をしていたんだ、とかそんなことも理解したりします。   

さて、前々回から始まったキリスト教シリーズですが、
前回は別のことに興味が湧いてしまい逸れました。

今回は元に戻ってキリスト教の歴史を
めちゃくちゃ大雑把に知ってもらえたらと思いまとめました!
(なにせ、歴史は年号より「流れ」を掴むことが肝心ですからね!)

前々回の記事もぜひご覧ください! 

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