見出し画像

昭和生まれゲイと男子大学生の実話①

今年は私の
生き方や人生観
を変える出来事が
起こった年だった。
将来とか仕事とか、
恋愛とか結婚とか、
嘘と世界の表と裏とか。
死にたいくらい考えて、

死にたくないと
思うようになった。

元々コミュニケーションが苦手だった。
とにかく自分に自信がない。
身体的なコンプレックスもあり、
初対面の人と話すことが
とにかく怖かった。
自己主張をして誰かと
ぶつかり合うことが怖かった。
他人の意見に合わせていれば
平和だと思っていた。

だから、深く人とつながろうなんて
思っていなくて、
ずっと浅いところで
人と付き合ってきた。
本当はもっと
人と繋がっていたかったのに。
自分に嘘をついて
楽な道を選んで生きてきたんだ。

恋に近いものをしたこともあった。
でも想いを伝えられなかったり、
想いに応えられなかったり。
良い関係を築いたことなんて
一度もなかったように思う。

だけど今年のはじめ。
私は恋愛をしてしまった。
恋愛は誰かと
一緒にするものだとすれば
厳密にいうと
恋愛ではなかったかもしれない。

でも少なくとも私は恋をしていた。

一回りも年下の男子大学生に。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?