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家族という他人

家族とは?

ということを最近よく考える。

家族とは
いつも一緒にいるもの

家族とは
お互いのことを理解し合っているもの

家族とは
仲が良くなくてはいけない

どうもしっくりこない。

いつも結局某ミュージシャンの方が、
昔テレビで言っていたことに行きつく。

家族とは一番近い他人

妙に納得する。

思えば「家族」という言葉に
長年縛られて生きてきたような気がする。

誰かが決めた理想の「家族」の形
を作るための構成員にならないといけない。

無意識にそう信じていた。

家族なんだから
盆と正月はみんなで集まって食事をする。

家族なんだから
隠し事があってはいけない。

家族なんだから
いつも近くにいなければ。

家族なんだから
お互いのことを大切に。

家族なんだから
家族なんだから
家族なんだから

親子なんだから
兄弟なんだから
親戚なんだから

あぁ、吐きそうだ。

見えもしない血でつながっている。

私は私の人生を生きたい。

どうしてもっと早く
そう思えなかったのだろう。

別に
盆と正月に集まらなくたって
少しくらい隠し事があったって
どこか遠くにいたって
お互いに憎しみ合っていたとしても

一生家族は家族だ。

その事実から逃れることはできない。

だからせめてそれぞれが
生きたいように生きたらいいじゃないか。

誰かが思う理想の「家族」じゃなくたって、

たぶんみんな「家族」のことは

特別に思っている。

私は私の思う方法で

「家族」を大切にしたい。

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