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神社と旅行と運の良かった話5

そして、運の良かった話というのは何だったのか⁉︎

元伊勢さまへお参りした後、午後から滋賀へ向かった私達。息子の大好きな淡水魚さん達を見に琵琶湖博物館へ行く為(これがメインイベント)琵琶湖畔のホテルに泊まるので、少し早めにチェックインした。
フロントの方の表情が曇る。
「あれ?少々…お待ちください。。」
(まさか早すぎた?それともちゃんと予約できてなかった⁉︎)
しばらく沈黙が流れ、フロント男性が重々しくこう言った。
「こちらの手違いでご予約がキャンセルになってしまっておりまして…すぐお部屋を用意しますので、クラブラウンジでお待ち頂けますか?」
クラブラウンジ(プラチナ会員以上しか入れない)に通されるも、見るからにセレブではない私たち。恐る恐るフリードリンクを一本ずつ取り席に戻る。何とも居心地の悪い。贅沢に慣れてないので常に挙動不審な私。
できるだけ堂々としていようと覚悟して、ジュースを飲み終えしばらく沈黙が流れた。

「お待たせして申し訳ありません!!」
先ほどの顔面蒼白なフロントマンが副支配人を伴って現れた。
「この度は、大変申し訳ございません。温泉付きのスイートルームをご用意しておりますので、ご案内いたします!」
ええええ!!普通に泊まると○十万位する部屋ですとー!!

部屋に案内されると、荷物はもちろん全部運ばれており、温泉からシャワーや細かい設備に至るまで丁寧に説明してくれた。3人で泊まるには申し訳ない程、広々とした空間。窓を開けると一面に広がる琵琶湖。高層階のレイクビューで温泉付きスイートルームなんて、もう一生泊まれる事は無いだろう。私達は温泉に晩も朝も入り、広い部屋を堪能した。す、すごい…これはやはりヘビの皮と元伊勢様のおかげ??いや、きっとそうに違いない。親子でそんな話をしながら眠りについた。

ミラクルはまだ続いて…
そもそもカード会員の無料特典で押さえていたので部屋代は無料だった。申し訳ないので食事くらいお金を使おうとディナービュッフェとモーニングビュッフェも予約し、美味しく頂いたのだが、これも人数を間違えたのか、計算を間違えたのか思ったより安かった。(チェックアウト後気付く…ホテルさん本当にお世話になりました。また正規料金で泊まります)

無事チェックアウトし、入場予約していた琵琶湖博物館へ。大好きなビワコオオナマズにも会え、ナマズのぬいぐるみも購入し、無事に帰途に着いた私たち。

何だか不思議で、幸せな二泊三日の旅だった。
                おわり


最後までお読みいただきありがとうございました!

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