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他人のセリフで頭がいっぱいになったら

こんにちは。
社会福祉士、精神保健福祉士のぽこです。


◇雑談


この”雑談”段落を作ってから、記事作成のスピードが上がりました。
今までは文頭の作成に時間がかかったり、頭の中で思考が流れ始めるまでに時間がかかっていたのです。
自転車の漕ぎ始めに時間がかかるのと同じで、頭の中を巡る思考にも点火するまでに時間が必要でした。
しかしこの雑談を書くことにより、とりあえず頭に巡ったことについてサラサラ書くことができます。
そのうち、自然と本編の作成もスムーズになるのだと思います。
今後もしばらく続けてみます。
お付き合いください。

◇思考を流すために

さて、冒頭の雑談と重なる部分もあるテーマ。
自分の頭の中に思考を流すためのコツについてお話しします。

・他人の言葉で頭がいっぱい

今年度で、働き始めて4年目になります。
他機関と協力して利用者を支援する立場にいる私たち支援者。
私だけかもしれませんが、頭の中には常に「誰かの言葉」が飛び交います。

面談で話したAさんの言葉。
支援のあり方を検討したときの上司の言葉。

常に「あの人はどう思っているのかな」
「この人にとってあの言葉はどんな意味を持つのかな」
こんなふうに、他者の気持ちを理解することを本業にしている身として、頭の中を流れる言葉の主語が常に他人です。
そのため、”私”が主語の思考が流れない日々が続いてしまいます。

・”私は”探し

しかしそんな日々を過ごすと、私はとてもストレスが溜まります。
常に他者の言葉が頭を飛び交うため、何をするにも誰かからの反応を予測してしまうのです。
シャワーを浴びている時、「明日どんな髪型で行こうかな・・・」と思考を始めたはずが、いつの間にか「今日の髪型いいねor変だね」と誰かから言われている明日の自分を想像してしまっている。
そんなふうに、いつの間にか他者のセリフで頭がいっぱいになってしまいます。
すると「私はどうしたいんっけ?」と、常にふわふわした気持ちになってしまう。
何がしたいか、どんなふうになりたいか、何を食べたいか。
小さな望みが聞こえなくなり、知らぬまに疲れが溜まります。

・書く瞑想

そんな時、以前noteでも紹介したある書籍を思い出しました。
「ずっとやりたかったことを、やりなさい」
と言う書籍です。(ページ下部にもリンクをつけておきます)
その中に、「モーニングページ」と言うアクションが載っていました。
モーニングページとは、朝起きてからまず自分の頭の中の言葉をノートにひたすら書き綴るアクションのことです。
「今日の朝ごはん何にしようかな、そういえば明日の会議の資料を今日用意しなくちゃ、それより今日の晩御飯の食材を買いに行こう、どこに行こうかな、色々考えることが多くて大変だな・・・」
のように、本当になんでもないただの”内言”を書き綴る。
著者は、そうすることで自分の創造性を高めることができると言います。
創造性を高めるというと少し固く聞こえますが、要は自分のセリフを聞いてあげることで、発言しやすくしてあげることができるのだと思います。

会議で、なかなか自分の発言を聞き入れてもらえないことが続いたとします。
繰り返し拒否されると、発言しづらくなってしまいませんか?
しかし一度意見を聞き入れてもらうと、次の意見も言いやすくなる。
そんな感じです。
自分の内言を聞き入れることで、次の「私の発言」を聞き入れやすくなるのだと思います。

・集中して考えるだけでもいい

実際にやってみると、ノートに書き綴るために少し時間がかかってしまいます。
私も何度かトライしましたが、時間を確保できずに断念しました。
そこで、モーニングページならぬモーニングシンキングでもいいのでは?と思いました。
私は毎朝1分瞑想をしています。
その瞑想に加えて、数分だけ”自分の思考をしっかり聞いてあげる瞑想時間”を作ってあげようかな、と思ったのです。
瞑想中は何も考えないように、思考を手放すことを意識します。
逆に聞いてあげる時間では、集中して自分のセリフを聞いてあげる。
そんな時間を設けるだけでも、思考の主語を他者から自分に切り替えるのには効果的なのではないかと思います。

「なんだかふわふわするな〜」
「他人軸で物事を判断してるな・・・」
と思った時には、ぜひモーニングページまたはシンキングをやってみてください。
自分なりの言葉を取り戻せるかもしれません。

今日も心地よく過ごしましょう💐
では、また。


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