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北海道での1年目。

気づけば埼玉県から北海道上川町に移住して1年。
記録として書いてみました。
数年後読み返して、そんな時もあったな〜って笑えてたらいいなあ。
そして、引っ越しや移住を考えている人に少しでも届いたら嬉しいです。

上川から旭川へ行く道中

住民票を移したのは11月なので、そこから1年。
冬、北海道に引っ越すことはお勧めされないし、しませんが出来ます。
ただ、引越し先に頼れる人がいることが前提だと思います!

まずは、引っ越し前後の話。


実家暮らしをしていたのと、ありがたいことに引越し先に家電などを用意していただいていたので、自分の部屋にあるものを送るだけでした。
引っ越しの数日前まで仕事をしたり、予定を詰めていたので、なんだか実感がないまま2日間くらいで荷物を段ボールに詰めて北海道へ。
普段旅行に行くくらいのスタンスでいたので、実感がないのは家族も同じだったと思います笑
上川へ行く当日の朝、母親に「本当に行くんだね〜」と言われたことを覚えてます。「とりあえず、無理せず元気でね。」といつも通り別れて空港へ。

数ヶ月単位の暮らしの話。

11月〜3月


以前から少しずつ関わっていたEFCに正式に入り、
埼玉から住民票を移して上川町で暮らすことに。
雪道、雪かき、冬タイヤ、水落とし、本州の生活しかしたことのない自分には何もかも分からなくて、周りの人たちが一から教えてくれました。
調べたくても何が分からないのか分からないから、とても助かりました…
勤務地であるポルトの前を、慣れない手つきで雪かきをしていたら
「こうした方がいいよ」と教えてくれて手伝ってくれるおじさんや、
「今日も降るね〜」と声をかけてくれるおばさん。
雪が降ったからこそできるコミュニケーションが新鮮に感じた寒いけど温かい冬。
大雪 森のガーデンは冬季休業ですが、犬ぞりを体験したり手伝ったり、
圧雪車に乗る体験やスノーラフティングやスノーチューブライダー、
みんなで丘の上にのぼってそり滑りをしたり、冬ならではのアクティビティができます。

犬ぞり🐕

そんな冬が終わり、春へ。

4月〜8月


雪道も当たり前になって雪かきにも慣れた頃、気づけば雪解けが寂しくなってました。あっという間に道路が見えて、山も雪解け、少しずつ心地いい風が吹いてきた春から夏。
ちなみに桜の見頃は5月上旬、GWが過ぎた頃なので不思議な感覚でした。

動きやすい夏の間に行動を!ということで、道内各地に行きました。

原ちゃんに会いにひだりうえの遠別に行ってみたり、
ソフトクリームが美味しい興部に行ってみたり、
上川で出会ったお姉ちゃん的存在の友人と、帯広へライブに行ったりも。
北海道で出会った友人に誘ってもらって、知床へピエさんのネイチャーガイドツアーにも参加できたり、
大雪山の麓にいるのに何故か登山できず終わってしまって残念でしたが、
1年目の夏は行ったことのないところへ行けたり、楽しめた気がします。

知床五湖ネイチャーガイドツアー

上川も夏は暑かった…夏は早く紅葉の時期へ。

9月〜11月


肌寒くもなってきますが、紅葉も綺麗で空気がスカッとする感じがして個人的に好きな季節です。
朝散歩が気持ちいいので寒くて朝寒くて早く起きてしまった時は、散歩したりもしています。お風呂は億劫になりますが、温泉やサウナがより気持ちいい季節でもあります。サウナ後の外気浴がとても気持ちいい…
今年の冬はどう過ごそうかなあと考えているくらい、雪が積もったからと言ってどこにも行かないことはないです笑
行ける範囲で色んなところに行って、色んな景色を見に行きます。

これから


周りからは「上川来て、何年目だっけ?」と話の流れで聞かれることが多々あり、「まだ1年経っていないんです...」と答えるとびっくりするというのがセットになっていましたが、やっと1年です。でも「まだ」1年だなという気もしています。
その次に聞かれるのが、「上川にずっといる?」今のところ正直ずっとはいないような気がしています。でも北海道のどこかにいるか、似たような空気感の場所にいる気がしています。

上川町は3,000人しかいない町ですが、3,000人もいる町でもあります。
※移住パンフレットが新しくなったのでこちらから
色んな面白いことをやってる人がいて、やろうとしている人もいて、上川町を出て次のステップに行く人もいますが、それは都市に比べれば母数が少ないから目立つだけで当たり前のことだと思います。寂しい気持ちになる時もありますが、遊びに行ける場所が増えると思うと国内国外に友達ができて嬉しいなとも思います。

2年目も別れと出会いが沢山ありそうですが、
「人生が豊かになる選択を。」
していきたいと思います!

大雪山

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