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【ヨガとの出逢い】No.4 師との再会

こんにちは。Hinakoです。
前回よりヨガとの出逢いを振り返っています。前回の記事はこちら。

うつ病になって会社を辞め、ヨガに浸れる時間が自然とやってきました。
”うつ病になって会社を辞める”という、文字だけ並べるととてもネガティブな出来事が、私にとっては大変貴重な機会で幸運だったと思えるところまでに至りました。
もちろん最初はそんな風には思えませんでした。しかし、ヨガの学びを深めるにつれて、受ける恩恵の大きさと言ったらもう驚き。
その”恩恵”の1つである≪出逢い(再会)≫のお話を今回はしましょう。

”師匠”に出逢う

ヨガの学びを深めていくうちに、ふと思い出したことがありました。
「そういえば私の父親、長年インドに住んでたなあ」

私の父は、中学生くらいの時に離婚して一緒に住んでいませんでした。
私と離れた後、シタールという楽器を学びにインドに渡っていたのです。
数年に1回の頻度で会う程度の面識で、離れていった父に連絡を取るのはあんまり気が進まないとまで思っていました。
シタールを弾いている。インドに住んでる。たまに日本に帰ってくる。
このくらいの情報しか知りませんでした。聞いていたかもしれませんが、頭に入っていた情報はこれだけでした。

しかし、よくよく考えたらインドに行っていたということは、何かしらヨガのことを知っているかもしれない!
そう思い、思い切って久々に連絡をとってみました。
ヨガにハマっている経緯と、ヨガについて知りたいという内容の手紙を送ったのです。

そして数週間後、返事が来ました。これがまた驚きです。
「僕はヨガ講師をしています」

・・・え!?!?!ヨガの先生しているの!?父親が!?
と、驚きに驚き、興奮したのを覚えています。

この時点ではちょっとヨガのことをかじっていたので、何となくこれが≪導き≫だということを感じ始めていました。
ヨガには「繋がる」という意味がありますね。まさにこれを感じたのはこの出来事です。

その後、ZOOMで数年ぶりに対面し、様々な話をしました。
そして、ヨガについて、想像以上の知識を持ち、体験をしていた父に感銘しておりました。
父は8年ほどインドに住んでおり(今は日本にいます)、15年ほどヨガを実践し、最終的にシヴァナンダヨガの指導者資格を保有していたのです。
そして、オンラインでヨガを教えていました。シタールも相変わらず演奏しているけれど、ヨガの方が割合的に多いとのこと。

そして、そこから本格的なヨガを父から教わっています。

久しぶりの対面の際に、「あるヨギの自伝」を勧められました。
そこでようやくヨガの本質が分かり始めたのですが、どうやらヨガは師弟関係があるのだということ初めて知りました。

読書した直後はピンとこなかったのですが、数か月後ようやく分かったのです。私のグルジ(師匠)は父だと。
関わり方こそ、本来の師弟関係とは違っていますが、私のカルマはこれだと、違っているかもしれませんがそう感じています。

これまでヨガに出会ってから様々な出来事が起きました。
初体験で「ヨガの先生になる」と思ったこと、雷が身体全身に走ったこと、突然身体が動かなくなり自由な時間がやってきたこと
そしてとどめにグルジとの出逢い(再会)です。

これはもはや≪導き≫でしかない。今でもそう思います
父との再会でヨガとの関わりの質も格段に上がり、理解もとっても深まりました。
まさに闇に光を当ててくれた、グル(Guru)です。
そしてより一層、「ヨガの先生になる」という目標が明確になってきたのです。

次回は最終回、ヨガとの出会いを振り返り、「ヨガの先生になる」ために受けたティーチャートレーニングについて語ってみます。
ここでの経験も凄かった・・・。

最後までお読みいただきありがとうございました。
Om Shantih,Shantih,Shantih
Hinako




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