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日本ブランドの化粧品

こんにちは、AquaAgeの狩野です。
今回は、日本ブランドの化粧品についてお話します。

SNSで世界中の情報を得られる時代になり、世界には多くの種類の化粧品(スキンケア、メイクアップ)があり、購入することも手軽にできます。
色々な国の化粧品を試すことができるのは、とても楽しいですよね。

日本に住んでいると日本ブランドの化粧品が当たり前過ぎて、良さがわからない。ということもあるかもしれません。今回は日本ブランドの化粧品の良さについてお話します。

研究技術のレベルの高さ

世界80か国が参加している化粧品の技術者会IFSCC(国際化粧品技術者会連盟)という国際連盟で、世界の会員が研究成果を発表する国際学術大会があります。
これは化粧品のオリンピックともいえるのですが、
論文掲載数、技術者会会員数を総合的に評価すると、国別で日本は世界一位です。
1位 日本
2位 フランス
3位 アメリカ
(国際化粧品技術者会連盟 2021年データ)
この実績はたった一度ではなく何度も世界一位になっています。
世界の化粧品の技術を牽引していると言っても過言ではありません。
質の高い化粧品を作るために、日々日本の研究技術者は研鑚を重ねています。

化粧品の基準が厳しい


世界各国に化粧品の法律(ルール)があります。
世界共通のルールはありますが、成分、商品の安全性や安定性の法律の内容や基準は国によって様々です。
海外では問題ない成分とされていても、それはその土地に住む海外の人の肌の特性には適しているというだけで、日本人の肌の特性には不向きであったりもします。逆も然りで、日本人の肌の特性には問題なくても、海外の人の肌の特性には適さないということもあります。

具体的な例として、
海外ブランドのスキンケアで、海外では販売されているのに、日本では販売されていない。ということや、海外ブランドで商品名もパッケージも同じだけれど成分が少し違っていたりする。ということです。

日本の化粧品の法律 薬機法
日本の薬機法(正式名称:医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)は、化粧品の成分の安定性、化粧品そのものの安全性に対して、とても厳しい基準を設けています。
例えば、
海外の化粧品の容器と比べると、容器の形がシンプルなものが多いな。
と思ったことはありませんか。
化粧品の成分の安定性や安全性を保つために、気密性が高く、雑菌などが入らないようになっているか。など、容器一つでも細かく厳しいチェックがされています。デザインはもちろん素敵なものに越したことはありませんが、皮膚に使うものは安全性があってこそなのです。

そして、化粧品は未開封で3年の品質保証がされています。
(ただし、パッケージに消費期限を記載している場合は別です。)
これは義務なので、条件をクリアすべくあらゆる検証をしているので、とてもシビアです。
海外ブランドはパッケージに○か月と記載があり、メーカーや商品によって品質保証期間などに違いがあります。

さらに、日本には日本独自の「医薬部外品」というものがあります。
医薬品と化粧品の間の位置付けで、医薬品ほどではないけれど化粧品よりも効果が認められているという意味です。
医薬部外品は、厚生労働省の認可を得ることが必要になるのですが、認可を得るために数年の時間を要するということもあります。新成分に至っては、研究開発、商品化をするのに10年以上かかっている場合もあるのです。
医薬部外品としての効果と安全性を、お客様に届けるためにとてつもない労力を費やしています。
効果が認められるものか、あらゆる側面から成分の安全性を保障できるのかというような点で、膨大な研究と臨床テストで安全性データを厚生労働省に提出するやり取りを続けるので、とにかく時間を要します。

商品のこだわり

気候、肌質、生活習慣、気質をどこの国のブランドよりも、研究し、傾向を理解しています。
化粧品を使用するにあたり、成分の良さだけでなく、テクスチャーや香りも心地良く使う為に大切な要素です。
日本では、軽くみずみずしくなめらかで繊細なテクスチャーを好み、香りに敏感な人が多い傾向があります。その好みを十分熟知しているので、スキンケアを付けた時だけでなく、その後もなめらかな肌の状態が続いていたり、香りはやさしくふんわりと香る程度のものが多いです。
日本ブラントにおいて、シャープでゴージャスな香りのものは少ないと思われます。

カスタマーサービス

カスタマーサービスこそ日本ブランドの特徴が顕著だと思われます。
日本のお客様は世界一といってよいほど、商品やサービスに対して厳しい目線を持っています。
お客様がどうしたら心地良く使ってもらえるか。という目線で
日本ブランドの化粧品会社は、商品の成分などの中身はもちろんのこと安心安全で良い商品、開けやすい、使いやすいといったパッケージに至る細部までとにかくこだわっています。

時に商品の不具合やトラブルといったこともあります。
そのトラブル対応こそ、日本ブランドの良さが顕著に表れています。
これは私の経験上ですが、
トラブルが起きた時、海外ブランドだと、親身な対応を望むこととても難しく、非常にあっさりとしていることが多いです。このあたりは感覚の違いが大きいので、海外が間違っていて、日本が正しいなどという話ではなく、
日本ブランドは日本のお客様が望むような対応をするスタッフ教育をしています。
お客様が望むような対応が100%できなかったとしても、なるべく心情に寄り添うよう努めます。
これはプチプラ、デパコスのように差がなく同じ傾向です。
スタッフの教育は、商品の扱い方、商品知識はもちろんのこと、接客トレーニングも受けています。
そのようなスタッフが、カウンセリングをして販売をすることは、とても価値があることです。

海外ブランドにも素晴らしい化粧品はたくさんあるので、私自身も使うことはよくあります。
ただ、日本の化粧品業界に携わってきた身としては、業界全体で切磋琢磨し、よりお客様が喜ぶような化粧品を届けよう!としていることが少しでも伝われば嬉しく思います。

まとめ

・化粧品のオリンピックで輝かしい功績を持っている。
・日本ブランドは厳しいルールの中でも、良い商品を提供しようとしている。
・お客様対応こと日本ブランドの真骨頂。

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