妙齢のひとりごと(おすすめできないダイエット法)

実はこっそりとダイエットをしてかなり体重を落とした。私のことを知っている人は気がついていると思う。Twitterにプリン写真の投稿が減ったことを。あれだけプリンは正義と言っていながらもここ数ヶ月間食べていない。

決して良い方法ではないことはわかっているが、この方法でしか成功はできなかったような気がする。

昨年二月ごろに受けた人間ドックの結果が思わしくなかった。逆流性食道炎、血圧や悪玉コレステロールの数値が高め、不整脈有りなどこのままではいけないと思いながらもまあ毎年のことだしいいかと放置していた。

夏になり胸の痛みが頻繁に起こるようになった。ただ自分でもその痛みが理解できていないからなのかネットで症状をしらべても何が原因なのかわからず、そういうときはつい悪い方に物事を考えがちで不安だけがよぎる。人間ドックの結果を見れは何が原因でもおかしくはない。さすがに放置している場合ではないと思い、昨年の夏休みは胸の痛みの原因探しに使うことにした。

突然大きい病院にいくのは敷居が高かったため、自宅近くの内科に行き胸部レントゲンと心電図をとったところ、胸部レントゲンの結果は問題がなかったが、心電図に少し異常があったため総合病院できちんと検査したほうがいいということで紹介状を書いてもらい、次の日その総合病院の循環器内科へ行き丸一日かけて検査を行った。結果的には特別異常はなく胸の痛みの原因は解明しなかったが、肺と心臓からくるものではないことがわかりホッとしたのか胸の痛みが消えた。とはいえ血圧の高さや悪玉コレステロール値が高いことには変わりなく、このままではいつか取り返しのつかないことになると思いようやく重い腰をあげることにした。

なんとなく体が重たいと思っていた。そういう感覚というのはやはり正しいのだろうと思いダイエットすることで結果が変わるかもしれないと思った。しかしダイエットに関しては物心ついたときからやるやると言っていたが、自分の中で勝手に標準体重と思いこんでおり色々我慢してまでは取り組もうとは思っていなかった。。しかも標準体重といいながらも自宅に「体重計」が無く、現在の体重を知らないのに「標準体重」と言っている私も滑稽である。これまでずっと体重計を購入しなかったのは、現実を知るのが恐ろしかっただけで、結局年に一度の人間ドックで驚愕の事実を知るの繰り返しをしていた。

「運動することは苦手」「ほぼ甘いもので生きている」という私はその試練に耐えられるのだろうか。そんなことを思った途端に尻込みした。しかし今自分の中にある未来への「不安」のうち、せめて「健康面」だけでも無くなれば少しは心穏やかになるのではないかと思い、頑張ってみようと思った。

食べ物の好き嫌いが多く日頃の食生活は自慢できるものではない。本当はそこから見直すべきであるが、生活すべてを変えることは私の性格上難しいと思い、まずは昼食から見直すことにした。昼食はほぼ外食をしており定食やランチセットを食べることが多く、どうしてもお肉や炭水化物が中心になってしまう。また全体的に量が多くいつも食べ終わったあとに胃が苦しくなる。

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それであればお昼の外食をやめればいいと思ったが、朝四時半に起きている私がお弁当を作るということは「睡眠時間」がなくなるに等しい。ということで最初はコンビニのサラダを中心としたメニューから始めてみた。サラダは好きでありお腹は満足するものの、やはりサラダだけでは心が満足しなかった。また私が好むドレッシングは「シーザー」や「白ごま」といった濃厚系で案外とカロリーが高い。

また、私の性格は「やるならしっかりとやる」「やらないなら全くやらない」と極端なところがあるためにゆるゆるとダイエットをするということができない。もちろんそれはカラダに良くないことはわかっているがある程度までは一気に落とさないときっと成功しないと思った。そのため別のメニューを検討することにした。

▶スープ

水分でお腹を満足させることを考えた。私は「汁」ものが好きなため「スープ」を利用することを考えた。本当は自分で作ればいいのだが市販のものに頼ることにした。「無印良品」にはスープやカレーがたくさん揃っており、その中で私が注目したのが「食べるスープ トマトの酸辣湯」。酸味とピリ辛そしてカラダに良いと言われるトマトが入っている。家ではなかなか作れない味がお湯さえあれば食べられる。それだけで大人買いをし昼食のスープとして毎日飲んでいる。一食25kcal

▶心が楽しめるもの

サラダダイエットで失敗したのが心が楽しめないこと。もちろん野菜も取らなくてはいけないが、日頃から「お菓子」みたいなもので生きている私からその「お菓子」を取り上げてしまうことはモチベーションが下がるだけだった。そのため、できるだけカロリーが少なめであり、食べても罪悪感を感じないものを探した。「無印良品」には「糖質10g以下のパン・お菓子」というものが用意されており、その中で私が推しているのが「パスタスナック」。チーズ味とカレー味があるが私は「チーズ味」が好み。このパスタスナックは人気があるのかかなりの確率で売り切れており買えないことが多い。類似品として「阿部幸製菓株式会社」の「パスタスナックチーズ味」があり、私はこれをネットで大人買いをした。

▶豆乳

豆乳はカラダにもそして美容にも良いと信じている私は一日一杯程度取りたいと思っている。ただ豆乳そのままの味はクセがあるために、麦芽コーヒー味を選んで飲む。これを日頃はスイーツ代わりとしている。


大体これで昼食250kcal。

この生活を約3ヶ月続けたことにより全体的に胃が小さくなり、食事を取ることが面倒になってしまい夕食も似たようなものになってしまった。ここでようやく「体重計」を購入した。自分が思っていたよりも減っていた。どの洋服を着てもいい感じに見えるようになった。お腹のお肉もスッキリしたし、先日の健康診断では血圧が正常値となった。血液検査はまだ結果が戻ってこないのでわからないが、ダイエットは成功した。

ただ、短期間に体重を落としたことにより周りの人から「大丈夫」と心配されることが増えた。また食べることに対して「罪悪感」を感じてしまうことが増え、またここまで減らしてもあと2kg減らしたいなどと思ってしまう。このまま続けてしまうと心に影響があるのではと危惧している。

やはりこのダイエット法はやはり正しくはないのだろうと思う。この先はカラダと心のことを考えながらゆるゆると継続し、ストレッチやヨガなどを併用していこうと思う。

そして自分を甘やかすために甘いものを時々摂取する。

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今日は野菜中心のスープを作った。明日はそれをスープジャーに入れて持っていこうと思う。