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お祭りにしない企画もいい。企画そのものを巻き込んでいくのもいい。 #わたしにとって企画とは

「企画」

この文字を見るとちょっとびくっとする。今仕事で企画を担当しており、何かというとその「企画」という文字を目にするからである。あと余談であるが、この文字を手書きで書くと上手に書けない。特に「企」。画数もあまり多くなく簡単なはずなのに、どうも格好がつかない。

さて、マリナ油森さんから「ひな姉もゆる企画代表で笑」ということで参加確定者に選んでいただいた。企画したっけというくらい自主的に何か行動を起こしたことはなく、こんな私が書いてよいのだろうかと思いながら、だからこそ書けるのではということで書いてみた。

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■私が主催した企画

現在ゆるーく募集している企画がこちら。

_【ゆる募】 #あなたのバッグ何入ってますか

もともと、これを企画しようと思っていたわけではなく、その前に投稿した「バッグ重くなりがち問題 〜あなたのバッグ何入ってますか」に共感、賛同していただく方が多かったことで急遽「ゆる募」として企画化したもの(5/24(日)現在40作品)。

本企画について投稿期間を定めない「ゆる募」にしたのは「お祭り」にしたくなかったからである。

お祭りはとても楽しいけれど終わった後の静けさがさびしく、だからこそ次のお祭りを目指していくというのもいい。しかし「バッグの中身」特集というのは、もともと雑誌とかyoutubeでは人気企画として定番化しているだから通年続けていきたい。いつでも何度でも応募できるし、いつでも読めるそんな定番にしたい。そんな思いでゆる募とした。

■裏の番長(裏方)として携わった企画

その他には企画芸人あきらとさんの企画において、裏の番長、いや裏方として企画のお手伝いとして以下の3つ企画に携わった。noteでの企画運営がどんなものなのかを感じてみたく、また主催あきらとさんの人柄、また企画の趣旨に賛同しぜひお手伝いしたいと思った部分がある。

_#幸せをテーマに書いてみよう(小冊子企画)

_#本棚をさらし合おう(偏愛note)

_#同じテーマで小説を書こう(偏愛note)

小冊子企画は正直思った以上に大変だった。何からはじめたらいいかと試行錯誤し一つ一つダンジョンクリアしていった。そのゴールはもちろん達成感もあったけれど、参加された皆さんの笑顔がたくさん見えたことが本当に嬉しかった。主催者も参加者もみんなが笑顔になる。それが企画なんだろうと思う。

また「本棚をさらしあおう」「同じテーマで小説を書こう」の2つの企画については書くだけでなく「偏愛note」を選ぶという経験をした。優劣を決めるものではなく、あくまでも自身の偏愛で選ぶというものであるが、たくさんの作品の中から選ぶということは責任が重く、本当にじっくりじっくり一つづつ読ませていただいた。本件については賛否の意見もいくつかあったが、選ぶ人の気持ちというのも経験させてもらい本当によかったと思う。

■企画について、私自身の企画開催について

広げ人と畳み人

主催者は当然広げ人であるが、私設note企画主催者のほとんどが畳み人でもある。例えば「まとめ記事」これは畳む仕事だ。一つ一つの参加作品に対する丁寧な感想。参加する側からすると企画に参加しただけで楽しいのに、その後のまとめ記事で二度楽しめる。また主催側からしたらもちろん手間と時間はかかるが、参加者との一体感を感じることができるのだろうと思う。

普段は参加者の立場から見ることが多く、あたまが下がる思いであり正直私にはここまでのことができる自信がない。

たぶんこの思いは私だけではないと思う。

そして、なんらかの企画をしたい人はたくさん居ると思う。企画そのものの内容を考えたり、広げるのが上手な人、畳むのが上手な人、それぞれの得意分野を合わせて共同企画していけばよい。企画に参加するだけでなく、みんなを巻き込み企画そのものを作り上げていくもいい。主催者、参加者含めてパズルのピースを組み合わせるような企画。これからはそういうかたちが広がっていくのだと思う。

私は主催するより裏方でとりまとめる仕事のほうが断然得意なので、今後誰かの企画にのっかり、いや協賛というかたちで携わっていきたい・・と人のふんどしで相撲をとるというあざとい考えを持っている。

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マリナ油森さんの#わたしにとって企画とは に参加しました。