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#本棚をさらし合おう まとめ

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#本棚をさらし合おう【第三回読書ススメ禄】心に響く処方箋たちと、その効能

風が入ってくる。 冷たい秋風は、金木犀の香りを存分に含んでいる。 視線の先では、この間剪定した北海道生まれのライラックが、なぜか人間の扱いにめげずに季節外れの新緑を広げている。 心が歪むとき、私は風の先にある本を開く。 心が痛いとき、私は手が伸びた先にある本を開く。 心が何も感じないとき、私は目を背表紙たちに向ける。 これは、その薬たち。 実のところ、本当の薬よりも人生に響き残る処方箋たちの、その効能について、ちょっと語ってみよう。 ・現実からちょっと離れたい

#本棚をさらし合おう ~ひな姉のあまりエモくない本たち~

最近は本は「電子書籍」で購入している割合が多い。部屋がそれほど広くないので本棚が置けないのと、もともとモノを置きたくない(案外といっぱい置いているけど)というのが大きい理由。私の部屋が30畳くらいの部屋があったら壁面を本棚にして紙の本を並べて見たい。そういうのに憧れる。 ということなので本棚をさらすことは残念ながらできない。 ところで、ひなこさんといえば「エモい」を想像し(そんなことは誰も言ってない)、どれだけエモい本を読んでいるんだろうと想像している方も多いと勝手に推測