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神山まるごと高専に恋してる。

今、「神山まるごと高専」と言う学校に、猛烈に恋している。

【神山まるごと高専とは】
2023年4月開校予定の私立高等専門学校。「奇跡の田舎」と称される徳島県神山町に設置され、神山町をまるごと、学びのフィールドに活用した、実践型教育を展開する。
学校のミッションは、「テクノロジー x デザインで、人間の未来を変える学校」。
従来の技術教育中心の高専とは異なり、ソフトウエアを中心としたテクノロジーや、UI・UX・アートなどに関連したデザイン教育と、起業家マインドを育成する教育を実施し、どんな社会でも、世の中を変えていける人材を育成する。

毎日ホームページを見ないと気が済まないし、見たら未来へのワクワクがもっと溢れて、止まらなくなる。
神山まるごと高専に行ったら、もし通うことができたら、休日はどんなことをしようか。近所の人達とどんなこと話そうか。神山まるごと高専生の日常というアカウントを作って、学校の、地域の、良さを発信しようか。
見えるはずのない、予測できるはずのない未来が、はっきりと、鮮明に見える。


出会い

そんな神山まるごと高専と私の出会いは、1年くらい前のこと。

ある日、いつも放課後に行っているnestというコワーキングスペースで、ケイさんから「こんな学校ができるんだって。2023年開校の。」と、神山まるごと高専を教えてもらった。

その時はまだ、情報がほとんど公開されていないホームページで、”高専”と、”2023年開校”、つまり、入学することができたら、”一期生になる”ということしか分からなかったから、”一期生”というパワーワードに惹かれながらも、高専という点で引っかかって、もっと知ろうとは思わなかったし、「へー」という感じだった。

だから、最初の第一印象は、
「入れたら一期生というパワーワード、でも高専」
ただそれだけだった。

それから、全く調べることはなく、月日は流れた。

再会

そして、忘れもしない今年の2月3日、神山まるごと高専と再会した。

「みんなのすながわ」の子どもサポーター部会第一回目の定例会議で、ちょうど神山まるごと高専の話題が出た。会議が終わってから、どんな学校なんだっけと、ホームページをもう一度開いてみると、いろんな情報が公開されていて、「何この学校…やばいじゃん…」と、衝撃を受けたことを覚えている。

その衝撃が頭から離れなくて、しばらくホームページを見ていた。ドキドキが止まらなくて、ワクワクが止まらなくて、まるで、恋に落ちたかのようだった。

その思いは落ち着くことなく、気づいたら、親にも言っていた。
「私、この学校受けたい。」と。

運命だと思った

それから、毎日ホームページを見て、書かれている言葉一つ一つにワクワクドキドキしたり、ドキュメンタリーやコンセプトムービーを見ては感動で涙が止まらなくなったり。
学校説明会をします!という通知が届いたら、光の速さで母に言って、参加して。(2回)
イベントも都合が合えば全て参加した。

やっぱり、ここしかない。と思った。
もっというなら、運命だと思った。

「学校を変えたい」「学校でイノベーションを起こしたい」と考えている私にとって、神山まるごと高専で学ぶことができる『テクノロジー』『デザイン』『起業家精神』この3分野は、欠かせないものだ。

学校が閉鎖的で、社会に開かれていないことに課題を持っている私にとって、まさに神山まるごと高専は私が理想としていた、地域や人・社会とつながっている、社会に開けた学校だ。

学校説明会で事務局長である松坂さんがおっしゃっていた、
「校則はありません。神山まるごと高専では、校則はみんなで考えて決めるものです。」
という言葉は、今ある校則に違和感を持っていた私にとって、ずっと求めていた、校則に対する考え方だった。

キャンパスライフのページの、
”考えてみれば私たちはみんな、授業以外の何かから大きな影響を受けて大人になる。”
という言葉は、まだ大人になってはいないけれど、授業以外のことがきっかけで成長した私にとって、大きく共感できるものだった。

コンセプトムービーで寺田理事長(予定)がおっしゃっていた、
「神山町全体が、学びのフィールドであって、街に住む人、奇跡の田舎を訪れる人々、先生、職員、そして生徒、親、関わる人たちの区切りがない、まるごとで教育をしていく。」
という言葉は、学校を様々なものとのつながりで溢れる場所にしたい私にとって、私の考えに自信を持たせる言葉だった。

そして、私が入学できたら、一期生になれること
これはもう、運命に違いない。私のために作られる学校だと、思ってしまうほどに。

楽しみ

そんな私が神山まるごと高専で楽しみにしてることの一つに、「起業家講師night」というものがある。毎週水曜日に、第一線で活躍されている起業家の方を神山町に招いて話をするものだ。
もちろん、起業家の話を聞きたいのなら、自分でアポを取って話を聞くこともできるし、講演会で話を聞くこともできる。でも、起業家講師nightだったら、思いは違えどイノベーションを起こしたいという志を持っている同級生・仲間がする、自分が思いつかなかった視点からの質問と、それに対する答えを聞けて、価値観や考え方の幅がすごく広がるだろう。
未来の学校FESに、オンラインで参加し、チャット欄から感じたことだ。
だから、起業家講師nightがとっても楽しみだ。

これ以外にも、授業、放課後、休日、人との出会い…
言ってしまえば、全て、楽しみだ。

叶った

4月下旬、ワクワクが止まらない発表がされた。
神山まるごと高専が、5泊6日のサマースクールを開催するというものだ。

今回、寮や校舎は完成していない中ですが、開校後の神山まるごと高専を疑似体験することができる、サマースクールプログラムを提供することを決定しました。参加者は、5泊6日の日程で、本校学校長予定の大蔵峰樹や職員と共に、本校開校後に予定する授業や神山町での暮らしを体験いただきます。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000049229.html

擬似体験できることに、ワクワクが止まらなくて、絶対に行く!と新たな目標・夢ができて、作文と動画の、2つの選考課題に取り組んだ。課題を暗記できるようになるほど何回も読んだり、3分野の理解を深めたり…。今でも鮮明に覚えている。
楽しいだけではなくて、やっぱり大変なことはあったし、悔しい涙と嬉しい涙両方を流した私は、強くなった気がした。

そして、見事選考を通過し、一つの夢が叶った。



正直、私ほど、神山まるごと高専のことを知っている人はいないと思うし、恋している人はいないと思っている。それくらい、絶対に、神山まるごと高専に入りたい。

この思いが、神山まるごと高専に、神山まるごと高専を作る方々に、神山まるごと高専に関わる方々に、届いたら良いなと思っている。

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