Lesson 2 論理の飛躍の防ぎ方
1.人に自分の主張を説明する時のコツ!!
人に話すときは次の事を意識すると相手がわかりやすい。
原因(要因)ー結果
この間の因果関係を説明する。
例題「仕事を任せると成長する」
・「仕事を任せる」→原因(要因)
・「成長する」→結果
・「自分で考える事で」→因果関係
「原因(要因)」と「結果」だけでは伝わりにくく説得力がない。因果関係をきちんと説明する事で相手が分かりやすい。
自分の中では出来事の全貌が繋がっているけど、説明時に因果関係を伝え漏れてしまいがち。相手に伝わっていない事があるので注意。
2.因果関係の考え方
「風が吹いたら、桶屋が儲かる」
「風が吹いたら」→原因(要因)
「桶屋が儲かる」→結果
A=B=C・・・・・・・=Z
だからA=Zなんです
A=Cになりやすい。
🟡論理的とは??
主張の理由や要因がハッキリとわかりやすく筋道が通っていること。
*主観ではなく客観的にわかりやすいこと
🟡自問自答する
自分の考えをまとめたら、その考えに固執せず客観的に自問自答すると論理の飛躍を防ぐ事が出来る。
結果→原因 「それは何故か?」
原因→結果 「だから、何?」
「桶屋が儲かる」(結果)
↓「それは何故か?」↑
ネズミが桶を噛る
↓ ↑
ネズミが大量発生🐭
↓ ↑
猫が減る
↓ ↑
猫の皮を三味線の素材に使った
↓ ↑
三味線の需要が増える
↓ ↑
三味線奏者が増える
↓ ↑
盲目の人が増える
↓ ↑
目に砂が入る
↓ ↑「だから、何?」
「風が吹いたら」(原因)
論理を飛躍しない為にことわざを暗記して練習すると良い。内容が飛ぶ事なく辿り着ければOK。
POINT!!
論理の飛躍の防ぎ方で
・論理を磨ける!
・コーチングが出来る!
・考えさせる事が出来る!
🟢「風が吹いたら桶屋が儲かる」
意味→自分に関係のない事でも巡り巡って自分にも影響がある。だから世間の情宣を気にしておくようにという意味。
3.日常での実践
現状では上司への報告時に原因と要因の片方しか伝えていなかった。その為、上司の反応が微妙だったり、伝わらない事もあった。
「原因」「結果」「因果関係」を伝えて、起きた事に対して提案する。
自分の意思(主張)を伝える!
4.即興プレゼン振り返り(前回の復習)
♪反省
①即興でも発汗しながらでも、落ち着いて自分の言葉で話せていた。
②話す事に精一杯で聞き手を見ていなかった。
♪改善
①聞き手の理解度を見ながら双方向性をとるべし
②ホワイトボード(カンペ)の文字を読まず、考えて話すべし
③「間」を怖がらず、大切にすべし
*双方性とは→発信者からの一方通行ではなく、聞き手から何らかの働きかけが出来ること。
🟡ホワイトボードを使って話す時のコツ
①基本は聞き手の方を向く。
②ホワイトボードを見て話す。
③聞き手の方に向き直す
*内容をある程度、頭に入れておく事が大前提
POINT!!
ホワイトボードは自分を堂々と見せるカンペ!
5.後輩の指導
♪コーチングの考え方
答えは相手の中にあり、気付かせること。部下に考えさせるような問いかけをして言わせる。
例1
部下「部長から業務用の資材を貰いました!」
私「ありがとう。それで、どうするの?」
部下「えとっ、、、」
例2
部下「5枚ある内の4枚しかありません。」
私「それは何故ですか?」
部下「うんと、、、」
部下は体制を整える事や問題解決は、自分達の仕事じゃないと思っている節がある。自分達で考えて提案する意識を持たせる。
♪メンバーの行動で注意する事ばかりの時の対応
本当に重要な事1つだけ伝えると良い。長々とネチネチ言わない。
♪フランクリン効果→人は誰でも「人の役に立ちたい!」と思っている。貢献意欲を満たす事で相手に好きになって貰える!
こちらからお願いをして、やって貰ったら明るく「ありがとう!」
と伝える。
小さな成功体験の積み重ねで自信をつける事が出来る!お礼や褒める時に具体的に伝えられるとなお良い。
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