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DANCE動画撮影

ダンスサークルのおともだちと三人で
拙いながらもDANCE動画を撮影してInstagramに投稿しています。

1曲の時間は1分以内で
振りも入門者向けのなるべく覚えやすいものか
サークルのレッスンで教えていただいた振り付けを踊っています。

わたしは最初のうちは
まず振り付けがわかりませんでした。
リール動画などを見ても
踊っている人たちがいったい何をしているのか?
サッパリわかりません。
とりあえずなんとなく見えている動きを真似して練習するのですが
三人で集まった時に
今まで自分の見ていたものと
他の二人が理解している振り付けとの間に差があり過ぎて戸惑いました。
教えてもらっても、その場で吸収できるような柔軟さもなく
「アレも間違い」「コレも間違い」と、パニックになったまま撮影終了。

それから、だんだんに撮影にも慣れてきましたが
大雑把に段取りを覚えることはできても
細かい動きが見えてくると
これまた身体が追い付きません。

撮影が終わって、Instagramに投稿するのはわたしの役目です。
いつも
「こんなもの投稿していいのかなぁ~?」
と、ちょっとだけブルーな気持ちになりつつ
ポチっとシェアしています。

もちろんすべての工程が楽しいから
この活動を続けているのは大前提です。

撮影で集まるのも嬉しいし
小学校の放課後みたいなワイワイしたムードで踊るのも楽しい。
出来上がった動画も、わたしにとっては愛おしい宝物です。
だいたい思い出し笑いをしながら投稿しています。

こんな風に過ごせる時間があるなんて
ほんとうに幸せなことです。
感謝しかありません。

一方で、動画を観ると自分の欠点が露呈されますし
自主トレですることも見えてきます。
たぶん、この動画を撮り始める以前よりは
わたしの練習効率は上がったのではないかと思います。

動画を自分たちだけで見るのではなく
Instagramに投稿するということは
撮影するときの目的が
「上達のために自身の現状確認をするため」から
「誰かに楽しんでいただくために」という要素に変わりますので
技術が足りていなくても
今のわたしの持っているもので、見ている人に伝わる表現とは何だろう?
と自然に考えるようになりました。

少なくとも「何がしたいのかわからない」という結果は避けたいですし
本人が楽しんで踊っていても
ステップや手の動きを雑にしてしまうと
見栄えも悪く面白味のない動画になってしまうということも
動画を見て実感しました。

結果、自主トレの課題はてんこ盛りになりました。

こう書いていくと
動画撮影はいいことばっかりだな、と思います。

フィットネスクラブのダンスクラスでは
「あなたのダンスなんて誰も見てないんだから」
「みんな先生と鏡の中の自分しか見てないから」
うまくいかなくても気にする必要ないよ、と言われていました。

それもひとつの真実ではあります。
実際、一人で夜道を踊りながら歩いている時も
ダンスは、わたしの心を元気にするとても楽しいものなのです。
誰も見ていないとしても。

でも、やっぱり
「誰かに届けたい!」と
意識の目線が変わると、向上心にも火が付きます。

曲に関連した事柄やアーティストについて調べてみたりして
一気に世界は彩を増していきます。

先日の撮影会では、いつもの三人のうち
二人で集まって動画を撮りました。

三人と二人では
踊っている時の景色が変わり
気持ちにも表現にも影響します。
面白い発見もありました。

サイズも大きめに映ってしまうので
より、出来てない箇所や顔の表情が浮き彫りになってしまって
焦りました。
焦ったところで、数分で建て直すなんて無理なので
もう練習してきたことをやるしかない。
泣きそうになります。


毎回、いろんなことがありますけれど
今後も
ゆっくりペースで
この動画撮影を続けていきたいと思います。

自分にとって大切なものがいっぱい詰まった時間だということだけは
自信をもって断言できる活動です。
こんな仲間に
運よくめぐり逢えたということも大幸運としか言いようがありません。


道の先になにがあるのかは誰も知らない。
焦らず行こう。
行けばわかるさ。





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