見出し画像

サザ「徳川将軍珈琲」

会社の上司のかたからいろいろと教えていただいて
ネルドリップコーヒーを毎朝楽しんでいます。
珈琲ミルも先日届いたので
さっそく珈琲豆を選びに行きました。

珈琲豆って高いんですね!!!
いままで、スーパーマーケットに並んでいる小川珈琲の粉を使っていて
それでも「贅沢感」を味わいながら飲んでいたのに
あらためて専門店の豆の値段にビックリ。

いやもう、これはカルディに行こう。
スーパーマーケットにも、700円以内の豆はいっぱいあったはず。
その中から選ぼう。
ここまで決めたところで、ふと
「初めて珈琲ミルで挽いて飲むのだから、ここは奮発して好きな味のものにしよう」という言葉が頭をよぎり
まっすぐサザコーヒーに向かって
「将軍」というフレンチローストの豆を買って来ました。

6年くらい前に
サザの珈琲カウンターで
「徳川将軍珈琲」を飲んだ時から、その味が好きでした。

幕末に飲まれていたであろうフランス風コーヒーの味を再現したもので
マンデリンが主のブレンドです。
一説によると、将軍が外交の折にお客様に出した珈琲の味だとか。
わたしはマンデリンとエチオピアが好きなので
物語性も含めて、この豆に決めました。


家に帰ってさっそく珈琲ミルで豆を挽いて
ネルドリップで淹れてみました。

豆を袋から取り出すと、艶々と輝いて
一粒づつ光る豆の丸みが愛おしい。
フワリと香りが漂い、飲む前から幸福感に包まれます。

次に豆を挽いてみると
これはまた少し変化する香りが愉しい。

最後にお湯を注ぐと
ふんわりとした湯気の中のアロマがたまりません。


バッサバッサと簡単に珈琲を淹れていた毎日とは
比べ物にならない優雅な時が流れて…

いいことを教えていただいたお礼にと、上司に
1杯分の将軍豆を小分けにして献上しました。

珈琲が好きなのに
これまでちゃんと手順を踏んでいなかった唯一の理由は
「めんどうくさい」から。

「朝からそんなことやってられないよー」
というのがメインの理由でした。
「そんなことって言っちゃったね、貴女」
と自分自身にツッコミを入れたいところです。
めんどうくさい、は随分と人を遠回りさせてしまいます。

実際にやってみると
普通に仕事に行く前に数分で出来ることでした。

遅れ馳せながら
自宅で珈琲を楽しんでいます。

きっとこのまま習慣になっていくんだろうなぁ~

上司のかたからは
「温度も大切だよ」と次なる指南が始まりました。
「せっかくなんだから、そこまでこだわったほうがいいよ」

確かに、豆の袋には指定の温度が記してあったな~

同級生の料理人の友達も
量と温度にはうるさかったなぁ~

大事な事なんだろうなぁ~

ふむふむ~


なにごとも、既に経験している人に聞いた方が話が早いですね。

これを機会に、珈琲はいろいろ試してみようと思います。

「珈琲の知識を増やす」というよりも
「五感を働かせる」という愉しみに重きをおいて。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?