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どうやってリラックスするか?

どうやってリラックスしてますか?

あなたがリラックスしようとする時、どうしますか?

俳優の本番前の過ごし方を見ていると…

ストレッチをする。好きな音楽を聴く。散歩する。コーヒーを飲む。寝る。冗談を言い合う。神頼みする。準備話万端にする。本番までのルーチンを作って淡々とやっていく。お酒をちょっと飲む(お勧めしません。笑)

などなど様々。

主には、気分を変えようとしている人がほとんどのよう。

ただ本番前の楽屋は明るく冗談が飛び交っていても、舞台というラインを超えると…緊張で撃沈の人々。ガクッと肩を落として敗北の陣でまた楽屋に帰ってくるのでした。。。


何故リラックスが続かないか?

楽屋でのリラックスが何故続かないか?

意識が「やろうとする」に切り替わる。もしくは、表面的にリラックスしていても内面の奥には「うまくやろう」「失敗したくない」という頑なエゴがトグロを巻いてるからなんです。

やっぱり、褒められたい。認められたい。良かったと言われたい。大事なのは作品の意味を届けること。お客さんの心の栄養になるものを届けよう。と、思ってるし目指してる。けれど、奥底にあったりするわけです「認められたい欲求」

私なんかのタチが悪いのは、あたかもいいことしてますってな、芸術を傘に自分のことまで騙して「そんな私は自分のためになんて演じてません」的な、偽善者になってしまうこと。よっぽど、「俺を見ろ!」的にエゴ丸出して取り組み、バッツリ運命にぶちのめされた方が、長い目で見て本物になるのは早い。キリストは暑いか冷たいか?どっちかなら天国に行ける。が、ぬるいのは難しい。と言ってたようだ。

メンタルを変えるのはなかなか難しい。

さて、このエゴちゃん。そんな認められたいっのんて欲求、根こそぎ手放したい。っと、心理分析やら自己啓発の本やらアファメーションやら様々試しました。地方公演に行けば行った先々の神様に神頼み。私の緊張はこのせいだ!と親の愛情問題に今更取っ組み合いの喧嘩までしたこともあった。

散々、メンタルを変えて、一時、開き直って舞台に立てても、しばらくするとまたエゴが鎌首もたげる。永遠のいたちごっこ。緊張の原因を掘り下げて見つけ、変えよう変えようとすればするほど、そのウィークポイントは大きくなったりします。あーやっぱり私はダメなんだ…的に自暴自棄になることも。。。

体を整えると緊張が変わる。

そんなある時、たまたま行った治療院でたまたまトラウマ治療をしてもらった。視線にトラウマ体験をした時の目を動きが残っているという…

視線からトラウマを受けた時の反応を導き出して微細な神経的反射を解除してもらった。

カチッと感。自分の体とはまった感が出た。これが私の体だ!と一体感。いわゆるボディと見えないボディ(アストラルやエーテル…)がずれていたらしい。

そこから、驚きだったのが、次の日、あんなに緊張していた舞台が怖くない。不思議と落ち着いている。目の前に出ると凍ってしまう演出家の前でも堂々として目を合わせられる自分がいる。

驚きだった。

そこから、体を整える。ということを開始して、体だけに限らずメンタルまで落ち着きを持てるようになった。

体を変えるのが近道。

以外と、見落としているのが、体を整えること。カウンセリングに通ったり、心理分析や自己啓発系に向かうのだけれど、心理が変わっても体が変わらないと元の木阿弥。体の記憶に引っ張られてせっかくのメンタルも戻ってしまい、無駄な自信喪失になりかねません。体が元のままだと、からだがアンカーになってしまうのでなかなか変わりにくいのです。そして、体が変われば、メンタルや感情、感覚とも繋がっているので、良き影響が反映されていくのです。しかも、メンタル的な変化は形がなく留めておきにくいところがありますが、体の変化は記憶でき目に見てもわかりやすいのです。体から変わるのが確実で近道。


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