人によって正解が違うと思うこと3つ
困ったなあ・・と思うときに、優しい人たちが様々な助言をくれます。
そうです。
優しい人が、私のためを思って下さる助言であっても、当てはまらないことってあるもんです。
その人にとってのベストと別の人にとってのベストは違う。
当たり前のことかもしれませんが、そんなことに最近気付きました。
表題の、人によって正解が違うと思うことを3つ、私の意見をお伝えしたいと思います。
1.知り合いは多い方がいい。
人脈という言葉があり、それは広ければ広いほど良いという意見があります。その広い人脈を駆使して大きなお仕事を成し遂げる方は素晴らしいと思います。
一方で、人がいっぱいいるところが苦手な人にとっては、たくさんの人とのかかわりを維持することより、もっと得意なことに専念した方がいい場合も。だから、正解は一つじゃない。
2.タイパ(タイムパフォーマンス)が高い人が優秀な人。
自分の仕事が行き詰まった時、タイパをあげる方法を伝授してくださった人がいました。単純作業に関しては、効率化に異論はないのだけれど、新しいことを生み出すときには、私はアイドリングタイムが重要だと感じています。
ここ一番で誰にも出せないアイデアを出せるかどうか?
誰にもできない仕事をとってこれるか?
そこには、効率とは異なる何かが必要です。
私の上司だった先生で、私に「話して楽しい人になりなさい。」という助言を下さった(人生の節目でもらったアドバイス3つ|Hana (note.com))、その先生が仰ったことの中に
「ふらふらしている人がいい仕事をする。」
というフレーズがあります。
私を部下にしてくださって間もない時期に仰ったことなので当時はピンときませんでした。
一直線じゃない、揺らぎの中に、正解に近づく近道があったりします。必ずしも効率じゃない。そんなことを伝えて下さっていたんだろうなあ・・と今なら理解できます。
だから、私は必ずしも効率だけを追求しなくてもよいと思うようになりました。
3.何事もバランスが大事
このフレーズも正しいとされる代表のようなフレーズだと思います。
ご飯はバランスよく食べた方がいい。
人付き合いにもバランスが大切。
苦手科目がなくなるようにバランスよく勉強しなさい・・などなど。
私はバランス感覚の良い人ではないので、バランス感覚を磨くといいよと言って下さった。その方は本当にバランス感覚の良い素晴らしい人。
私はうまくできなかった。
そこで考えたこと。
食べ物は、適量食べることは大事だろうけれど、バランスよりおいしいと思うことの方が大事。
人付き合いもどうしても苦手なら無理にお付き合いする必要はないと思う。
勉強は得意を伸ばすという選択もありではないかしら?
もちろん長いものに巻かれないと生きていけないときもあるだろうけれど、自分で選べるなら、バランスにこだわらず、選びたい選択肢を選び取って生きてもいいかなあ・・・。
今日書いたことは、皆さん親切に私に助言くださった中から選んだものです。その優しいお心遣いにはいつも感謝しています。
私も、ためにならないアドバイスとか、きっとしちゃっているだろうなと思います。
アドバイスはもらう方が自分にとって役に立つものを選ぶのが大事かなと思います。