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#002「野球離れ」と物価高騰の関係

今話題になっているこの問題。記事はコチラ。

物価高が問題となっているようですが、3人子供が野球をしている親からすると、物価高で高くなったとは正直感じません。

そもそも、スポーツは何をやってもお金がかかります。
サッカーもラグビーもソフトボールもバスケットボールもテニスも。

実際、次男が中学時代にテニスをやっていた時も結構お金かかりましたね。
ラケットもガットが試合中に切れる心配があるので2本は常に持っていたし、シューズも頻繁に敗れる、遠征費もかかる、コートの使用料、ボール代などあれやこれやでお金はかかります。

現在、長男は県立高校で野球、長女は公立中学で野球、次男は地域のクラブチームでソフトボールをやってます。

長男が高校に入学して野球に支払ったお金は20万弱。道具代は含みません。

物価高のせいかと言われると、じゃあ物価が高騰してるのは野球部だけなのかって話になるかと。
野球のスパイクやユニフォームだけが高騰しているわけではないですよね。

サッカーのスパイクも柔道着もテニスシューズも全て同じように高騰しているはず。

少子化になり部員数も年々減り、それでも子供たちがどうにかスポーツができる環境を維持していこうと親も先生たちも必死です。
何かお金を集めるときでも先生たちは「出費多忙の折申し訳ありません」と毎度頭を下げられますが、子供たちに良い環境でさせてあげようと必死に行動してくださってますし、保護者もなるべく出費が嵩まないように親同士が協力している部もあります。

確かに今は物価高騰というよりは、メーカーが物凄く良い道具を出してくるのでそれを欲しがると勿論お金はかかりますね。

でも野球部の子供達って幼いころから道具を大切にすることを叩き込まれます。

道具をまたいではいけない。
道具を投げてはいけない。
手入れをして大事に長く使えるようにする。

なので、高校野球でバットを投げつけたり、グローブをポイっと置いたりする光景って見ないですよね。
本当に大事に扱うんです。道具の手入れもぬかりありません。

挨拶も礼儀も人に接する態度も見ていて本当に気持ちがいい。
仲間にも相手チームに対しても、相手を敬う心が常にあります。

子供にも大人にも勇気と感動を与えてくれる全国高校野球選手権大会が老若男女問わず愛されるのはここにあると思います。

「野球離れ」
お金の事だけで片付けてはいけない問題のような気がします。

今年も夏の甲子園が大いに盛り上がりますように!
全国の高校球児達に幸あれ!!



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