私がこのクラファンで伝えたいこと
ひなしゅしゅ/松崎雛乃です。
突然ですがクラウドファンディングを始めました。
「ひきこもりの人の居場所を作りたい」
ひきこもった経験がない方にはもしかしたらなぜこんなことをするの?と思われるかもしれません。
わたしは外に出ることを助ける服というものを作っている元ひきこもりです。外に出ることを助ける服とは詳しくはクラファンのページを見て頂けたらわかるのですが、ポケットにぬいぐるみが入っており外でこっそりぬいぐるみと手を繋げるお洋服です。
私自身ひきこもっていた当時は良くも悪くも孤独を感じていました。高校を休みがちになって最初の頃は友達から連絡が来るけれど、それも最初のうちだけでだんだん連絡も来なくなって、ああこうやって最初からいなかったみたいに忘れられていくんだなと思っていました。
高校生だったこともあり平日の昼間に外に出ると人の目が気になりました。「なんであの子学校に行ってないんだろう」「サボってるのかな」そんな声が聞こえてくるような気がして外に出ることが怖くなっていきました。
あれからわたしはなんとか外に出られるようになったけど、あの時このお洋服があればと思います。ひとりじゃないよ、大丈夫だよって言ってくれる存在はぬいぐるみだとしても、いやむしろ寄り添ってくれるぬいぐるみだからこそ尊いものです。
もちろんこれらは全ての人に当てはまるわけではありません。ひきこもりの中でも一部の人だけでしょう。でもこうやって安心感の出るきっかけに出会える機会が増えていくことが大切だと思っています。
そしてこのクラファンでは、この服の制作をひきこもり当事者みんなで行う居場所を作りたいと思っています。なぜかというと、今までは私が一人で作っていましたが、私自身この服の反響にものすごく助けられたからです。
購入者さんたちからは一生分感謝されたのではないかというくらい感謝されました。低かった自己肯定感がここ数年でものすごく高まりました。
この体験を私が独り占めするのではなく、同じようなひきこもり当事者さんたちと共有すればもっと素敵なのではないか。そう考え今回クラファンをしています。
わたしは社会に必ずしも出て生きていくことだけが正解だとは思っていません。でももし自己肯定感が低くひきこもりざるを得ない状況なのであればその自己肯定感は上げるべきだと思っています。
自己肯定感が上がればすきなことやしたいことができるようになるからです。
生きていくために自分の最大限のことができるようになるからです。
生きていくことは大事です。私も何回も死にたいと思ったし死のうとしたこともありました。でもなあなあで生きていて今思うのは生きてさえいればなんとかなるということです。
現状を変えることだってできます。
こうなったのは私が特別だったからではありません。私が自己肯定感を高めるきっかけに巡り合えたからです。
だから、自己肯定感を高めるきっかけをみんなでシェアしたい。
ぜひご支援、また拡散よろしくお願いいたします。
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