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年始はちょっとトレンドものとかも読むようにしています|元外コン脱サラベーシストの本棚#23

日付変わって火曜なのでお勧め書籍回。2020年一冊目のご紹介です。

前回の書籍noteで

次回は久々に戦略論いくかな。

と書いていたのですが、純粋戦略論系で最近面白そうなものがなかったのと、

年始はやっぱり時事とかトレンドも押さえたいからコレにしました。


「論点」系は過去にも大前先生の「日本の論点」シリーズをご紹介していますが、

ざざっと時流のポイントを押さえつつ視座を得るのによいです。たまにAmazonのレビューで「浅い」的なコメントを見ますが、この手の本で一つ一つの専門分野を深く知れるはずはないので、こちらも斜め読みでいいのです。(事実、今ベッドで読み返してレビュー書いてるくらいです。なのでtopの写真もブランケットの上で撮ってます笑)

そこから派生して興味のある分野の本を深く読んでいけばいいと、私は思っています。

この本もすごく広い領域について書かれています。

◎5つの方向性と10のテーマ
方向性1 新しい競争ロジックをマスターする
01 データ・ドリブン・マーケティング――AI×ビッグデータでデータ経済圏を勝ち抜く
02 エコシステム戦略――デジタルが変える「協業」のルール
方向性2 変化に柔軟に対応する組織を構築する
03 アジャイル・オーガニゼーション――激変の中で組織のあり方を抜本的に変革
04 ダイバーシティを経営の武器にする――異質のぶつかりあいがイノベーションを生む
方向性3 ダイナミックな全社変革を実現する
05 デジタル・トランスフォーメーション――日本での成功のカギ
06 デジタル・サプライチェーン・マネジメント――優位性構築か効率重視か、選択を急げ
方向性4 先が見えない時代に、経営手法を進化させる
07 シナリオプランニング――「未来」を見える化し、チャンスに変える
08 TSRマネジメント――戦略と「株主価値創造」をつなぐ
方向性5 企業の「あるべき姿」を再定義する
09 世界の先端企業が重視する「パーパス」――「存在意義」を基軸とした企業変革
10 成長戦略としての「社会的インパクト経営」――SDGs/ESGが問いかけるもの

私は今人事とか組織領域を勉強してるのでアジャイルオーガニゼーションとかダイバーシティのあたりが面白かったです。ダイバーシティを「攻め手」として捉えるのは実際には難しいけどできたら企業の「強み」にしてほしいですね。

TSRは本当はちゃんと理解していないといけない内容だけど、専門用語も多かったし難しい。もう一度読みます。

そして、BCGといえば、我らが内田先生!

コレ、読んでみたいなあ。

早稲田の大学院で内田先生の授業を半年受けましたが、本当に勉強になりました。コンサル時代のいろんなものが棚卸しできる感じでした。

そして今では当たり前だけど当時トレンドになりつつあった「異業種競争戦略」を唱えた方です。

「経営の論点2020」では異業種の「共創」としてエコシステムについて書かれています。

時代の流れですね。


今年も中東情勢やオーストラリアの山火事など、年始からショッキングなニュースが沢山ですが、生き抜くために知識や知恵はあるに越したことはないから、

今年もたくさん本を読みたいです。

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