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「ライブ中止」が相次ぐ中でミュージシャン同士が傷つけあうのはやめたい。確かにお金にも困るけど、私たちは精神的な救いを音楽に求めているんだと思う。

日に日に私たちアーティストを取り巻く環境が厳しくなっていきますね。
前にも書きましたが私もすっかりコロナ鬱です。本当はたくさんやらないといけないことがあるのに、すごい作業効率が悪くて自分でびっくりです。
あまりに自己肯定感がなくなってしまいそうになるので、
「今日はこれが出来た」というのをちゃんと毎日思い返すようにしています。まずは心が病にならないようにしないとな。

で、その私のコロナ鬱を助長する最近よく目にするようになってきたSNSの投稿が、

「絶対何が何でも中止すべき!」
派のライブやってる人への言葉の攻撃。

「人を集めることで間接的に人を殺す」
「今ライブをしたらウイルスの流行を助長する」
「流行を止めるためにライブは中止すべきだから他のメンバーは演奏するみたいだけど、私は行かない」

気持ちはわかるけど、、、ちょっと言葉が強いというか、残念ですよね。

今の状況って本当に難しくて、私も中止は仕方ないかなと思うけど、
ライブを決行する人も中止する人も、本当に考え抜いた上での結果だと思うのです。あとはみんなとてもいろいろな工夫をして"3密"を避けるようにしていると思う。例えば昨日お手伝いに行ったまきちゃんのライブとかはすごくいろんな配慮がされていたし、配信と言う形でもみんなに観ていただけたし。

そして前にも何度か書いてるけどやっぱりミュージシャンて人と音楽ができたらそれだけで救われるところがあると思うのだよね。3.11の自粛の嵐の中、初めてできたライブでは涙が出たし、ラムゼイハント症候群で聴力がおかしくなってずっとできなかった大編成のライブをまた始められたときはさすがの私も感動したもん。

先日「人と演奏するの一週間ぶりだ」と言うミュージシャンがいて。
「これはまずいな・・・」と改めて思いました。

例えば収入が保証されたら、私たちは誰とも演奏することなく1か月過ごせるかといったらそうではないかもしれません。

ミュージシャンの多くは本当に音楽が好きです。
そしてきっと同じくらい、共に演奏している人が大好きです。

私もうちのバンドのレギュラーメンバーは本当に家族同然に愛しています。

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先日のApple Jumpも本当に開催できてよかった。小池知事の会見のすぐあとだったので、もろもろ対策をしてライブ配信も行いました。

こちらから見れます。投げビールもまだ受け付けています。

この時は帰りに近くのライブハウスにもちょっとだけ顔を出しました。なんだか会えたら本当にみんな離れがたくなるというか・・・。
一緒にいるだけで救われる思いがします。

そして、人と一緒に人前で演奏することをずっとやらないと、
確実に「ぼんやりしたプレイ」になって行くんじゃないかと思います。

無観客の配信ライブでもいいからできれば全然違うな、というのがここまでの感覚です。
まあ、そういった小規模な集まりもいつまでできるかわかりませんし、
バーチャルセッションの準備もしたいところですが。その前に。

3/23にMusic Bar Circleで録画したものです。
My Favorite Things
by Richard Rodgers

Violin: Aya Yoda 依田彩
Piano:Kei Hatakeyama 畠山啓
Bass :Hinako Hodoshima 程嶋日奈子
Timbles: Issei Yoshiba 吉羽一星
Tap Dance:Charu ちゃる
撮影:2020/3/23
Music Bar Circle
http://musicbarcircle.com/

この収録の少しあとからCircleさんは営業を自粛されています。

早くみんなでまたCircleさんで気兼ねなく飲めますように。
本当は有料配信部分を下につけようとおもったのだけど、あまりハッピーな投稿にできなかったので別に記事を立てます。

ではでは。

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