縁な人生 その1
2023年までを振り返ってみた時にふと浮かんだのは「ご縁」。
大学入学してからの3年間は特に、この「ご縁」に恵まれてる、本当に。
新しい年も始まったから、ここで今までの自分をしっかり振り返って新たな一歩を踏み出したいと思い、文章にしてみます。
今まで喋ってしかいなかった高校時代からの人生を初めて文字として綴っていくので、かな~~~~~り長くなりますが、興味がある方はお付き合いください~。
外の世界を知らない私
高校時代。
私は外の世界を全然知らなかった。
ひたすら勉強を頑張って、部活も頑張るいたって普通の女子高生。
この時の私は、自分の興味関心を見つけようとも思わなかったし、外にアンテナを向けてみようとも思っていなかった。学校内にはSDGsの活動や模擬国連など様々な活動があったけど、その面白さが1mmもわからなかった。
友達に誘われ、断り切れずに参加してみるものの、面白さがわかっていない私は、模擬国連でもSDGsの活動でも正直何をしたのか全然覚えていない。
申し訳ない限りだ。
もちろん、模擬国連で他校の人と議論することもあっただろうけれど、上記の通り何を話したか何をしたか全然覚えていないし、ただ惨敗した記憶があるばかり。
でも、だからと言って悔しさを覚えたことはなかった。
そんな、社会的な興味関心が特にない高校2年生だった。
とにかく受験勉強
社会的な興味関心がないまま高校3年生になり、本格的に受験勉強が始まった。
勉強は、自分の頑張った成果が評価されるということを唯一知っていた方法だったからこそ、勉強することで先生や親から認めてもらえると思い、一生懸命になっていた。
でも、社会的な興味関心はないし、個人的な興味関心も「英語」くらいだった。
短絡的な思考の結果導き出された志望校の特徴は、
「英語が好き→国際系」
「大学生になってから専門分野を選べる学部」
「先生や大人から認めてもらえるだろう偏差値の高い大学」
だった。
ただ学校のテスト勉強だけができる女子高生だった私の模試での成績はどれも微妙。
塾には行って基礎レベルからの勉強を始め、成績は徐々に上がっていったものの、高3最後の模試でも第一志望も第二志望もE判定。日本史は3割しか取れないという絶望。
それでも、周りの期待に応えたいという思いは消えず、最後まであきらめず勉強し続けた結果、努力が実を結んだのか、行きたかったE判定しか出ていなかった大学に合格した。
この時初めて、努力したら実を結ぶこともあるんだっていうことを実感した。
脱無関心。Yes,アクティブ。
晴れて大学に合格した私は、浮かれるのも束の間。
「このままの私が大学に入って、すごい人たちの中に埋もれてしまわないか…」っていう不安が湧いてきた。
憧れの大学だからこそ、そこにはすごい人がいるに違いないと思っていたんだろうね。
それと、高校時代から国際協力団体で活動している友人のことを思い出し、「その子と比べて私は何も興味関心がなくて何をやっているんだろう…」と思い始めた。
そんな私は、大学デビューしよう!と思っちゃったのね。
一旦、アクティブで行動力のある黒木陽菜になってみて、それが性に合えば続けるだろうし、性に合わなければ今まで通りの特に代わり映えのない日々を送ればいいやぁと思うように。
その結果、性に合っちゃいました。
楽しいじゃん、アクティブって。
ここで気づいたのは、今までの私って「周りの目ばっかり気にして生きてたな。」ってこと。
自分の楽しい!ワクワクする!やってみたい!じゃなくて、こうしたらこう思われるかなっていうことばっかり気にしてた。
アクティブになろうと決断した時までの自分は、今思うと「何を大切に人生歩んでいたんだ?」と問いかけたくなる笑
でも、アクティブに行動するのが性に合うって気づいたのは、きっとそれが面白いから・ワクワクしたから・やってみたいって心から思えたからだと思う。
だから、周りの目ばっかり気にして生きていた自分のことを後悔はしていない。むしろ、そのおかげで気づけたから、ありがとうって伝えたい。
世界が仕事場
そんなアクティブの一つ。
それが、「世界が仕事場」という授業で起きた。
シラバスを見てたら唯一惹かれた名前の授業。
「世界が仕事場」ってワクワクするじゃん!
この授業は、世界を視野に活動している人をゲストに呼んで、その人の人生・お仕事のお話を聞き、そのお話を踏まえて学生同士でディスカッションする授業だった。
そしてなんとなんと、この授業、学生運営メンバーを募集するという珍しい授業だった。
何をやるかよくわからないけれど、アクティブになると決めたからには参加しようと思い、立候補した。
この時の自分、よく立候補した!とよしよし頭を撫でてやりたいくらい、今の私がいるのは「世界が仕事場学生運営メンバー」が起点になっている。
そして、なんと言っても今でもお世話になっている教授・髙野先生に出会えた場。
この授業自体が学部学年を超えた学生が集まる授業だったので、すぐに先輩とも打ち解けた。
髙野先生は、学生と目線を合わせて話してくれる方だからこそ、立場上の【教授>学生】にはならず、本当に尊敬したいと思える存在だ。
生き方って多様
この世界が仕事場で、たくさんの先輩方と出逢い、初めて「生き方って多様なんだ」っていうことに気づいたんです。
今までは、大学入学したら就活して就職するっていうルートしか知らなかったし、それが絶対だと思っていたの。
でも、大学卒業後に会社努めながら専門学校行って就職した先で社内起業をする先輩もいたり、地域おこし協力隊として活動しようとしていた先輩もいたり、会社で働いた数年後に企業をする先輩もいて…。
そこで初めて、第1回目の「生き方って多様なんだ」発見があったのだ。
(第1回ということは第2回目もあるかもしれない…)
それに気づけただけで、心がかなり軽くなって、自分で自分の興味関心何だろうって思うようになったし、それを追究してみたいって思うようになった。
こんなの初めてだった。
高校生までは、自分の興味関心とは縁のない感情しかもっていなかったから、初めてちゃんと自分に矢印が向いた気がして、なんだか嬉しかった。
次なるご縁
というところで、このまま続けるとものすごく長くなりそうなので、今日はここまで!
次なるご縁は…
せかいのとびら
大隈塾
世界一周大学
の3本です!
ここまで読んでくださった皆さんありがとうございます。
次なるご縁もお楽しみに🌼
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