出張!テーマ学習「環境問題」
出張!と言っても、、、校内で😅
こんにちは!とよたひなです🐥
今回は出張!ということで、日吉ヶ丘高校の取り組みの一つ、都農町フィールドワークに行く生徒向けに総合型選抜講座で行ったテーマ学習「環境問題」を行いました。取り組み内容は同じなので、前回の記事で割愛します↓
今回参加したのは1、2年次生の22名でいつもの総合型選抜講座とは倍の人数ですが、あえて少人数班にして活動してもらいました。
同じ活動内容ではありましたが、出てきた意見はもちろん全然違う。それがテーマ学習を開いている側もすごく面白いです☺️
私たちがこのテーマ学習をする上で大事にしているのが、「この場ではなにを言っても否定されない」ということです。これが前提にあるからこそできる発言だったり、アクティビティ1でも自分が自分でも駄目だと思っている行動を表に出してみんなと共有するのですから、この否定されない場であるということが大事だと思っています。今回参加してくれたみんなにはこの場を大切にして、沢山の発言をしてくれました。
6つのグループのアイデア模造紙↓↓(写真の撮り方が下手ですいません🙇🏻)
振り返り
参加してくれた高校生の振り返りの中でも「視点」や「視野」というキーワードが多く見られました。もちろん私が最後のまとめで「一つの問題を視野を広げてたくさんの目で見よう」と言った影響はあると思いますが、振り返った時に活動を通して実感できるというのは真剣に取り組んで、たくさん考えた証拠だと思っています。
また、何か問題があったときに直接的なアプローチだけでなく間接的に遠回りをしていても結果的に問題を解決することに繋がることがわかったという内容の感想も多くありました。アクティビティ3のお題は「廃棄を出さないファッションのビジネスモデルを考えよう」で、環境問題とは少し離れているような気もします。でも、結果として廃棄を減らすことにはなっている上に、服が行き届かない地域に服を届けたりと国際社会問題にまで視野を広げることができました。振り返りの中でもありましたが、視野を広げたり、たまにはズームしたりの繰り返しができるといいですね😊
道徳の授業から
また、最近、大学で道徳について学んでいるのですが、道徳で大事になることの一つとして自分ごとに落とし込むという過程があります。道徳は読み物教材を使用して授業を行い、生徒に身につけてほしい感性であったりを育んでいきますが、国語とは異なります。読み物を読んで終わりではないのです。最後に自分ごととしてその読み物教材を読んで感じたことをフィードバックしなければなりません。その時に、自分の駄目な部分を自覚するというのは一つの大きな壁でもあると思います。自覚したくない部分でもあるからです。駄目だと思って分かっててもやってしまうこと、自分の駄目な部分。これを自覚する、そうゆう感情が生まれることや行動をしてしまうことを知ることは、自分ごとに落とし込む時に必要なステップだと思います。でもなかなかできないのが現実であるとも知りました。先ほどの否定しない場というのは高校生であるからできることかもしれません。道徳の授業を学んでいく上で、自分ごとに落とし込むというのが今回のテーマ学生の裏テーマ(アクティビティ1・2の消費者側=自分達の立場で考えること)に似ているなと感じました。私が将来、教壇に立つ時に否定しない場づくりを今回のアクティビティなどを通して、改めて考えないといけないことでもあると思わされました。
都農町に向けて
話はぶっ飛びましたが、都農町フィールドワークでは、(私は参加したことがないので分からないですが)きっと現在進行形の問題を目の前にして、継続性のあるもの・取り組み可能なものを考えると思います。今回のように何も条件なしで考えられないかもしれません。ですが、一つの問題をたくさんの視野を持って見ることはどの問題の解決策を考えるにあたっても大事かなと思います。
以上!ちょっとした出張授業でした!
都農町でもアイデア炸裂してきて下さい💡💫
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