初めての音楽サブスク。
サブスク。サブスクリプション。
定額で●●し放題のやつです。
映像のサブスクは複数登録していますが、音楽はこれまで未登録でした。
普段聴いているジャンルの曲(うたプリとか)が、サブスク解禁していないため、CDで買うか配信で買うかなどして、オーディオ機器に入れて聴いています。
そんなある日、「新規登録2か月無料おためし」に出逢いました。
1か月おためしはよく見かけますが、2か月はお得な気がする。
タイミングがよければ3か月のキャンペーンもあるらしいけれど、いつ来るかわからない。
数分考えて、登録しました。Apple Musicです。
まずは「今まで気になっていたけどCD買うほどでもなくレンタルすらも迷う」曲をリストアップしてダウンロード。
スマホをカーオーディオに繋げばドライブ用のBGMになるので、専用のプレイリストを作りました。
普段聴かない曲を流すドライブは、いつもと違う景色が見えた気がします。
SNSの相互さんが「この曲気になる」とつぶやくのを見ては、リストに入れてみたり。
ラジオで流れた曲が気になれば、ラジオアプリのリンクからサブスクに飛んでダウンロードしてみたり。
ほんの1か月で、たくさんの「知らない音楽」と初めましてすることができました。
個人的にありがたいと思ったのは、無印良品のCDがサブスクに入っていたこと。作業BGMに聴いています。
でも、サブスクはいずれ必ず別れが来るものだと思っています。
音源は手元に残りません。泡沫のようなもの。
サブスクの中で自分の人生を揺るがすほどの音楽に出会ったら、未来の私はきっとCDを買うでしょう。
実店舗に行って、手に取って、その場でまた気になるCDを見つけて、買って、宝物のように大事に持って帰る。
店員さん直筆のPOPを眺めるのも冒険感があって好き。
買ったCDのフィルムを開封するのに少し手間取って、ブックレットの紙の質感を楽しみながらフォトを眺めて歌詞を読む。
音楽の世界観は、ブックレットありきだと思っています。
ケースが大きすぎて棚に入らないタイプのパッケージも、味がありますね。どうやって収納しようか悩む時間も楽しい。
それでも、CDを所有するには限界があるから、私たちは音楽を選別してしまう。
選別した結果、手元に残ったCDが一生の宝物になるのでしょう。
今抱えている仕事が一段落ついたら、昔のCDを引っ張り出して盤やブックレットを眺めてみようと思います。
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