女になりたいんだって

『こういう女になりてえ』と思う女が出てくる漫画しか最近読んでない

岡崎京子先生の『pink』という作品を読んだ。
友人にその感想を送った時の一文だ。

へえ、「女になりてえ」んだ、私。

そういえば、バイブル『ヒミズ』を初めて読んだ時も「茶沢さんみたいな女になりたい」と思った。「女になりたい」んだ。

ふーん。

すごい。

そらもちろん、女の子イヤイヤになることもたくさんある。
それでも人生の端々で「女になりたい」と思うことが増えた。

それがいいとか悪いとかではないんだけど、私は生憎女性と分類される体を持って生まれてきたので、「女になりたい」と思えたほうが都合がいいことがとっても多い。あいにくな。

そう思っちゃうのも気持ち悪いな〜と思いながらも、
新鮮な自分の感情と対峙している。

この世の全ては液体のようなものなのかもしれないね。

私のジェンダーの話をした人と、今の気持ちを話し合いたいなあ。
みんな元気かな。

いただいたサポートでココアを飲みながら、また新しい文章を書きたいと思います。