
世界は丸いのと細長いのでできている
しばらくまたnoteを放置してしまった。
だって、コロナの状況がどんどんどんどん悪くなって行って
こんな時に一体何を言えばいいんだろう?
私はこのnoteに前向きに頑張れば良いことあるよ
みたいな話をずっと書き続けてきたわけだけど
前向きに頑張っていた人気店の店主や人気講師や
人気の芸能人や芸術家やその他いろんな人たちが
今すごく辛い状況にあって
そんな中何を言えばいいかわからくなってしまった。
多くの音楽家がテレワークでセッションした動画を見ていたら
涙が止まらなくなって
自分にできることって何だろう?って考えたときに
やっぱり絵を描くことなんだなぁ、という結論になった。
で、ずっと前から描きたいと思っていた
いろんなネコの絵を描くことにした。
最初はイエネコの祖先から。
と言っても、実はイエネコの祖先や系統は
イマイチよくわかっていないらしい。
リビアヤマネコ
◎イエネコ(Domestic cat 学名:Felis silvestris catus)
リビアヤマネコ(ヨーロッパヤマネコ)が家畜化された種。
とのことで、最初にイエネコの祖先・リビアヤマネコを描いてみた。
リビアヤマネコ(African Wildcat 学名:Felis lybica)
・イエネコと比べて足が長い
・毛は短めで明るい褐色
・縞模様は不明瞭
・アフリカの砂漠やサバナに住む。熱帯雨林には住まない
・夜行性だけど朝なども行動することもある
・行動範囲は広めで数十万kmを超えた例もある
・木登りが上手
シュッとしてカッコイイ。
ヤマネコと聞いて思い出すイメージそのもの。
小さくなった豹やチータみたいな。
ヨーロッパヤマネコ
イエネコの祖先といえば
このリビアネコ以外に名前が上がるのがヨーロッパヤマネコ。
どうやらリビアヤマネコはこのヨーロッパヤマネコから派生した
種類の一つらしい。
ヨーロッパヤマネコ(European wildcat 学名:Felis silvestris)
・リビアヤマネコやイエネコより身体が大きい
・毛が分厚い
・黒い縞の入った中間調の褐色
・かつては北欧を除くヨーロッパに広く分布
・樹林や草原・ステップなどに住む
・夜行性だが人が少ないところでは昼間も行動する
・各地でイエネコとの交雑が進むが、東欧に純血に近い集団がいる
全体的にずんぐりしていてかわいい。
これもまたヤマネコというか、上品なドラネコといった風情。
それにしてもリビアネコはこのネコからどこを受け継いだんだろう?
と思うくらいだいぶ雰囲気が違う。
ステップヤマネコ
次にステップヤマネコ。
これはリビアヤマネコまたはヨーロッパヤマネコの一亜種。
リビアヤマネコでしょ、だってほっそりしてるしー。
ステップヤマネコ(Asiatic wildcat・Indian desert cat 学名:Felis lybica ornata)
・イエネコと比べて足が長い
・しっぽは長くて先が黒い
・乾燥した場所に住む個体は色や模様が薄く、湿潤な森林に住む個体は濃い
・中東・インド・中国などに住む
・昼間も良く活動する
・イエネコとの交雑が進んでいる
・体重は3~4kg程度
これ素敵。斑点がいかにもオリエンタルなネコよね。
置物(ご神体)にしてあがめたいくらい。
そしてシュッとしてるなー。
ハイイロネコ
そしてこれ!
中国の奥地で人知れずひっそりと暮らす野生のネコ。
ハイイロネコ (Chinese Mountain Cat 学名:Felis bieti)
・ヨーロッパヤマネコの亜種間の雑種だと考えられている
・中国西部に住む
・森や低地や砂漠。標高3,000m以上の場所にも住む
・毛は砂色
・毛色以外はヨーロッパヤマネコとよく似ている
・エサはネズミや鳥
・中国政府の手厚い保護を受けるが存在は脅かされている
・世界でもっとも知られていないネコ
ナニコレちょーカワイイ♡
まさに理想のネコだわ。
確かにヨーロッパヤマネコに似てずんぐりさん。
いろんなネコがいてみんな違ってみんないい
ここまで見てくると
ヒトクチにネコの祖先と言っても
ほっそりした野性味あふれるのもいれば
まんまるの癒し系もいて
そんないろんな血が混ざって
今のネコたちが生まれているんだなーと思いました。
ネコも人もみんな違ってて
だからいいんだよね。
他の人を見て
とても自分にはこんなこと出来ない
自分は全然ダメだって思っても
そんな自分にも自分だけのいいところって
絶対あるんだよね。
もしも自分には何も出来ないと思うなら
まずは今自分の隣にいる人、一番近くにいる人に
優しくしましょう。
もし今一人なら、誰かに電話して
元気だった?どうしてた?って聞いてみよう。
そしてのんびりと
ネコみたいにたくさん眠ろう。
マガジンです。