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ペルソナを付け替える

人間生活におけるそれぞれの役割がペルソナである。
(中略)
地位、身分、資格等もそれぞれ社会におけるペルソナである。
『面とペルソナ』和辻哲郎


社会的役割=ペルソナ


フランクリンプランナーについて過去に書きましたが、

役割

…自分の社会的な役割別の目標

娘:家事をがんばる!

犬のケア:暖かい日にお風呂に入れる。

仕事:プレゼン完成させる
フランクリンプランナーと生きる|花散日菜

このように、「娘」「犬のケア」「仕事」などの社会的役割ごとに週の目標を書く欄があります。
この社会的役割が和辻によればペルソナなんですね。

SNSの3つのペルソナ(アカウント)


多趣味なわたしは、Twitterのアカウントを一つで行うことをポリシーとしてきました。

しかし、最近はアカウントを分けています。

  1. 花散日菜…メインアカウント。日々のこと、文具手帳のこと、刀剣乱舞ミュージカルのこと、大河ドラマ鎌倉殿の13人やこのドラマで知った柿澤勇人さんのこと。etc.

  2. 早乙女マモル…ラジオ、お笑い用アカウント(三四郎、ハライチ中心)。ミュージシャンの「たま」についてもこのアカウントで。

  3. 秋海棠…『ぼくの地球を守って』というマンガ・アニメ専用アカウント。





3つそれぞれのアカウント名やアイコンで、自然と振る舞いが変わります。

花散日菜の時は女の子のようだし、

早乙女マモルの時はおじさん的になってる気がする、

秋海棠の時は『ぼくの地球を守って』というマンガの登場人物の秋海棠のようだし。

わかってる人には同一人物だってわかる文体かもだけど。

ペルソナを脱いで役割から降りる

知人に勧められた仕事のライフハックがあります。

それは、ペルソナ=役割を、オンとオフで着脱するというもの。

例えば、お医者さんが着る白衣。
白衣を着ている時は、「医者」という役割をまとっています。
仕事が終わったら、白衣を脱ぐと同時に、「医者」という役割=ペルソナを脱ぐ。

そのように、オンとオフの切り替えをするのです。
形から入る。俳優のように、ペルソナを「演じる」。舞台から降りたら、役割からも降りる。

このライフハックを、イイナと思って最近実行しています。

私の仕事の際のペルソナは、

  • 髪をまとめる

  • 眼鏡を仕事用のものにする

  • 腕時計を仕事用のものにする


です。

仕事が終わったら腕時計を外し、髪もほどく。
帰宅したらプライベート用眼鏡に付け替える。

これをするだけで、仕事の出来事をプライベートに持ち込みにくく、引きずりにくくなりました。

仕事が終わったら、ペルソナを脱ぐ。役割を肩から下ろす。

人によっては効果が高いと思うので、良かったら試してみて欲しいと思います。

花散日菜ロゴ


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