【詩】無題

藍色の空の裾が
オレンジに染まる頃
革靴の音を響かせて
貴方は行ってしまう
手を振る私
貴方は微笑み
私の真似をする
長い長い時間を共に過ごす約束が
私たちを守ってくれるから
遠ざかる貴方の背中を見つめて
明日を想うことができるのです

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