今日は昨日の続き。

毎年のことながら、年末に忙殺されたあと新年を迎えると妙に清々しい気分になる。
何かがリセットされたような気持ちになって、新しいことをはじめたくなる。
英会話、ジム、ダイエット。
始まったばかりの今年の【余白の多さ】に期待し、素敵な自分になれそうな予感に胸が踊る。
まだ2023年のカレンダーすら手に入れていないのに(買いそびれ)、素敵な自分になれそうな予感で胸が踊るんだ。絶対勘違いなんだけど。

元旦は大晦日の翌日なだけ。
ただ昨日が今日になっただけ。
でも「去年は去年。今年は切り替えてこ」「ノリでいっちゃお」みたいな、勢いで進めていく感は嫌いじゃない。

あれこれ手を出しても、どれもたいして続かず、結果も出ず、途中で終わった経験値だけが増えていく。
ただ、そんなものだと思っているし、反省も特にしない。
私にとって、大切なのは最初のわくわく感。新しいガジェットや道具を開封するときのホクホク感、新品のノートや手帳の1ページ目。
それらは必ず薄れていくもの。年始に限らず、わくわくを求めて繰り返すのはきっと死ぬまで変わらないと思う。

もっと現実的な話だと、この3年くらいは「健康でいる」ことが大目標だ。
具体的には、「頑張りすぎない・無理しない」でいること。
仕事に対してもそうだし、人間関係に対してもそう。
断りたくて断れる仕事は断る。
関係をぶった切ることが出来ない輪の中に、どうにも合わねえなと思う人がいたとしたら、距離はつかず離れずキープする。
諍いが起こりだすと、どうにもメンタルもザワザワして落ち着かなくなる。
「誰か」のためじゃなく、「自分」のことを優先して考える。
自分で自分を守ること。防衛。

しかしただアーマーを揃え、武器を構えるだけでは防衛にならない。
周囲の様子を日頃から観察し、平和でいられるよう種まきをしておくことも必要だ。
総理大臣が外交で作り笑顔の握手をするように、私も周辺の人間に「敵じゃない」と知ってもらうため行動する必要がある。

くだらない噂話にはのらない、
誤解されるような言い方はしない、
存在感は極力消す、
敵でもなく味方でもない立ち位置のキープこそが重要だ。

今年も穏やかに過ごせるように、てきとうに生きていこうと思う。
カレンダーは早めに買う。