無名人インタビューしてもらいました!感想とか思い出したこととか

 実は無名人インタビューさんにインタビューしてもらってました!
 その時の記事が公開されたのでご紹介します!

 自分のことでちゃんと記事になってるのすごい~~~!
 わたしは氷室ノネ改め「どうしてって問い続けることが私の持って生まれた運命だったと思う人」です。よろしくお願いします。


 インタビューに参加してみたい方は下の記事へどうぞ!


 原稿を頂いた時は、初めから終わりまで自分について書かれている文章を前に嬉し恥ずかしでアー!アーー!!アーーー!!!みたいな気持ちになりながら読みました。
 わたしがオチも終着点もなく喋った言葉をこんなきちんとした文章にしていただいて本当に感謝です…。

 インタビュアーさん、編集さん、そのほか関わってくださった皆様、本当にありがとうございました!


 素敵な記事にしていただいたので、記事の文章を引用しつつインタビューの感想だったりインタビュー後思い出したことだったりをつらつら書いてみたいと思います。



 ちなみに、無名人インタビューさんに応募したのは裏アカウントに投稿した「自己紹介が上手くできないから占いの結果を貼り付ける 四柱推命編」みたいな記事にいいねを頂いたのがきっかけです。


まえがき

ということで、ここから本題に戻ります。鯛焼きの話ですね。
(中略)
実は、一匹一匹作っていく作り方もあるんですよね。ひとつの鯛焼きの型に、長い持ち手がついていて、それを一本一本ずつ職人さんがカチャカチャひっくり返しながら焼いていく。一本焼き、一丁焼きとも呼ばれている焼き方ですが、これを養殖に対して「天然」て言います。
こっちのほうが味は良くできるみたいね。食べてみたい。食べたことないから。三軒茶屋にもあるのかしら。

 三軒茶屋の近くだと、こちらの鳴門鯛焼本舗で天然たい焼きが食べられます!
 わたしが初めて天然たい焼きを食べたのもこちらのチェーン店でした。おすすめです。


現在

社会人2年目なんですけれど、今ちょっとストレスとかで休職してしまっていて、

 恥ずかしくて言ってませんでしたがわたしの情報はこちらの通りです。
 今もまだ休職中ですが、復職に向けて少しずつ動き出しています。もうすぐ働きます!

 

過去

小さい頃はですね、となりのトトロのメイちゃんみたいな子だったって、母はよく言ってるんですよ。髪型とか、あと好奇心のある感じ。例えば、水たまりがあったら必ず足を突っ込んでバシャバシャしそうな感じとかは、自分にもあったと思うんですけど。

 母曰く「レストランに行ったらお冷に手を突っ込んだりスパゲッティを入れたりして実験していた」そうです。
 なんていうか、そういう子供だった。

一方で、両親の仲があんまりよくなくって。お父さんとお母さんが喋らなくて、なおかつお母さんの実家に住んでいたので、お母さんのお父さん(母方の祖父)がいるっていう状態で、お母さんとお母さんのお父さん vs 私のお父さん、みたいな構図になっちゃってて、家の中の空気が悪いのがすごく辛かった記憶があって。だから、息がしづらかったというか。

 言い忘れてたけど、両親は既に離婚して別々に暮らしています。確か7~8歳のころだったかな。

 これからはお父さんとお母さんが離れて暮らすことになるよと言われた時は、やっと解放されるー!ドラマみたいでわくわくするー!とすごく嬉しかった記憶があります。

あと個人的にインパクトがあるのが、これはきっかけがわかんないんですけど、強迫性障害っていうのになってしまって。鍵閉めたか何度も何度も不安になって確認しちゃうとか、手が汚れてる気がして何度も手を洗っちゃうとか、典型的な症状だとそういうのがあるんですけど、それに小学5年生の終わりになってしまって。

 これもこの通りです。
 典型的な症状として鍵閉めと手洗いの強迫についてお話してたんですが、わたしの場合は加害恐怖(自分が何かに危害を加えたのではないかという不安)があって、1年以上刃物が持てない時期がありました。

 強迫性障害はだいぶ良くはなったんですが、発症前の自分に完全に戻れるかというと戻れないなぁという感覚があります。確認行為をする頻度が限りなく低くなることはあるけど、元通りみたいに発症前の自分に戻ることはないというか。
 今でも1人になるとこっそり確認行為してしまいます。


個人的に一番インパクトが大きかったのは、大学受験かなと思っていて。
私、第1志望でちょっと夢を見てしまって。D判定とかE判定とか出てるところでも受けなきゃ後悔するって思って出願して、やっぱり落ちちゃって、最終的に第3志望の大学に行くことになったんです。でも今思うと、第3志望の学校もなんか楽しかったし、良い学校だったなって思ったりして。

 今思うとこの時転んでおいたのも良かったと思っています。

 第一志望にもし受かっていたら(勿論それ自体は喜ばしいですが)、「わたしは努力してこの大学に受かった、他のみんなも努力すべきだ」「失敗した人間は努力不足」みたいなこと考えるようになっていたかもなと思って。

 あの時転んだからこそ、人生の中で賭けに負けることもあるけどそれはしょうがないしみっともないことじゃないよねって心が広くなったのかもしれないです。

 D判定とかE判定が出てるところに突っ込んでいったことにも後悔はしてないです!あの時は安全圏の学校に変えたいって気持ちが湧かなくて、好奇心に突き動かされる状態だったんだと思います。
 多分出願先変えちゃったら、あの時受験しに行ってれば受かってたかも…と後悔していたかもしれないので。
(第1志望で冒険したので、第3~5志望とかで安全圏の学校を受けてたよ!)


あと、これは最近メンタルクリニックに行って言われて、自分でもよくわかってないんですけど、発達障害の傾向が結構強いかもしれないみたいなこと言われて。

 インタビューの後メンタルクリニックで詳しく聞いたところ、ASD(自閉スペクトラム症)の特性が強いと主治医から言われました。

 わたしもまだ自分で自分のことちゃんとわかってないので、自分の苦手なこと、能力の凸凹など少しずつ把握していきたいと思っています。

 あと、仕事中不安と緊張で頭が混乱しすぎて落ち着いてゆっくり考えるべきことを考えられなくなってしまったことも休職の原因かもしれないと思っているのですが、そういう症状も発達障害の人向けの薬で抑えられる可能性があるとのことなので、状況に応じて薬なども利用して生活を整えられたらいいな~と考えています。

未来

鯛焼きはですね、本当にこれは忘れもしない。20歳のときだったかな、舞台を見る前に、晩ご飯として食べるかって思って買った鯛焼きが、すごくおいしかったんですよね。

 この時のたい焼き屋さん、代々木駅前の鳴門鯛焼本舗です。


多分、他の人と比べて、自分がエネルギーを放出することで自分になりたいみたいな、ある意味「自分を満たしたい」っていう気持ちが、他の人よりも強いと思うんですよ。

 原稿を読み直して、「自分がエネルギーを放出することで『自分』になりたい」って結構面白いこと言ってるなぁと思いました。

 自分がどんな人間かわからない、自分が何者か分からないという感覚が強いので、物をつくったり書いたりすることで、自分という存在がどんな形でここに存在しているのかを確認したいという気持ちが強いのかも。


大学院1年生のときに、アートの授業を取ったことがあるんです。アートを支援する団体とかNPOとかを立ち上げてる方が講師で、アート作品とか社会との関わりについて色々お話してくれるっていう授業だったんですけれど、初めて知るものばっかりで。この授業がなければ、一度もすれ違わなかったかもしれないようなアートの世界の中で、命をかけて生きている人がいるんだっていうのを知って、そのことにすごく衝撃を受けたことを覚えていて。
そうやって、自分が今まで全く触れてこなかった、自分が生きているのとは別の世界で、人生をかけて何かに取り組んでいる人の存在を感じることがあって。そういう人に出会ったり、まだ知らない景色を見たりするのが楽しみって言えばいいのかな。そういうことをしたいなって思いますね。

 この授業ではですね、東日本大震災の復興に関わる芸術界の動きとか、あとダムタイプというアーティスト集団のpHやS/Nという作品を紹介してもらったりして、とても興味深い授業でした。

 古橋悌二という人の生き様が衝撃的で、たまらず東京都現代美術館にダムタイプ展を見に行ったりしました。なつかしい…。



なんとなく多分、どうしてって問い続けることが私の持って生まれた運命だったのかなって思いますかね。

 こちらタイトルにもなっている部分なんですが、インタビュー後~掲載までの間に偶然これと同じような内容の記事を書いていたので一人で感動しました。


あとがき

私は、「1日どんなスケジュールで過ごしていますか?」という質問をよくさせていただきます。一見ありきたりな質問ですが、答え方が人によって本当にバラバラで、すごく人柄や個性が出るクエスチョンだな〜と思うんですよね。
氷室さんにも「1日のスケジュール」についてお尋ねしたのですが、氷室さんが生活を営んでいる様子が、かなりはっきりと想像できるように答えてくださったことが印象的でした。個人的には「7時にお風呂の追い焚きするスイッチを入れると7時40分にお風呂に入れるようになるので」の部分が、なんとなくとても好きでした。

それから、あまり文面では伝わらないかもしれませんが、氷室さんはとても言葉選びが慎重な方だなと感じました。ご自身の中で、その場面の状況や思いを表現するのに、1番相応しい言葉はなんだろうとじっくり吟味して、慎重に言葉を紡いでいらっしゃる印象を私は受けました。

散歩がお好きだというお話もありました。
形の変わった階段や、綺麗な木漏れ日、公園のベンチでお酒を飲んでいるおじさんや、川辺を歩いている人。
そんな、急いでいるとついつい見落としてしまうけれど、実は日常のところどころに潜むときめきを、捉えることができる純真な心を、忘れずに生きていきたいものですね。
氷室さん、ご参加いただきありがとうございました!

 はわー嬉しいです…。自分についてこんな風に優しく書いてくださる方がいるとは…。
 こちらこそありがとうございました!


最後に

 感想は以上になります!

 これは裏の方でも書いたんですが、喋ることで自分の中で記憶が整理されていったり、今まで思い返さなかったことについて不意に喋り出したりしてわたしこのことずっと覚えてたんだって初めて気づいたり、インタビュアーさんの相槌がきっかけで自分がどんな人間か客観的に見られる瞬間があったりして、インタビューされるのはすごく面白い経験でした。

 個人的に「保育園児の時からすでに、人間関係の息苦しさみたいなものを感じられていたんですね。」と言われた時は「あ、あなたからもそう見えます?」と思ってめっちゃ面白かったです。

 これから先の未来、「今なにしてるんですか?」と聞かれた時、たとえば「休職してたけど復帰しました」とか「仕事辞めちゃいました、これからどうしよう」とか「毎日noteに日記を書いたりおいしいものを食べたりすることの為に生きています」とか、なんて言うか分からないけど、どんなことを大切にする自分になっているのかなぁと将来がちょっと楽しみになりました。


 繰り返しになりますが、
無名人インタビューさん、この度は素敵な体験をさせていただき、本当にありがとうございました!


 以上、「どうしてって問い続けることが私の持って生まれた運命だったと思う人」こと氷室ノネでした!


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