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レンズの向こうの瞬き

ザーザーシトシトと梅雨の訪れがコンクリートと空を灰色に染めるなか、

今日僕は、写真を撮ってもらいに行ってきました。


撮影してくださったのは、カメラマンの市川唯さん。
 ※ HP
 ※ 出張撮影サービスというのもあるそうです! 

めちゃくちゃお世話になっておりまして、
noteの僕のプロフィール写真も唯さんに撮影していただいたものです。

絶妙に淡い空気感といいますか、
心地好い温度が伝わる写真ばかりでとても素敵なのです。
人柄もまさにそんな写真のような雰囲気。


アシスタントの方も、同い年の昔共演していたりする仲の良い男性。

ヘアメイクさんは初めましての方で、僕の拙い質問要望にちゃんと向き合ってくださるとても可愛らしい女性でした。


僕の役者人生9割方が舞台出演だったため、丸いレンズを前にすることは多くなく、宣材写真を撮るたびにいつもビクビクしていました。

最近、少しカメラとの距離が縮まってきた気がしていて(唯さんに写真を撮ってもらってからかもしれない)、今日の撮影はとても楽しく感じられた時間でした。

撮影の帰り道、楽しかった理由について歩きながら考えていて、
カメラへの恐怖心が減ったことの他に
お三方の空気感が素敵だったからだとわかりました。

2人との面識が元々僕にあって、しかもとても信頼している2人だというのは大きかったのですがそのうえで
「変なことは変と言う」
「面白いことをやってみよう」
みたいなことが根底にあって、そこに変な緊張感が感じなかったことが凄く楽しかったのです。
ヘアメイクさんも他の方のメイクの最中なのに逐一確認して直してくださって、そこに真摯さを感じました。

なんだか僕だけ技術が無くて、しかもトンチンカンな服とか持って行っちゃったりして、情けなくもおんぶにだっこさせていただいた本当に楽しい時間でした。


いつかまた撮ってもらえる時がきたら、僕も同じ土俵で、もっといい時間をを共有できるように日々の感覚を研ぎ澄ませようと思いながら帰り道ラーメンを食べました。

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