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好きなことを探すより。




私は、調べることが好きだ。




例えば、旅行に行く時に


チケットとるのにどこのサイトが一番良いのか
どこの店がおすすめなのか
どの行き方が一番便利なのか



遠足のしおりを作るような過程が好きだ。




家を建てようかと考えていた時も(建てていないが)


土地探しから、不動産屋巡りまで
あらゆることを調べ尽くした。
その作業は大変だったが、苦痛だったかと聞かれたら全然苦痛ではなかった。




以前、歯科医院で働いていた時の話である。


殺風景なホワイトボードが受付にあった。
そのスペースがすごくもったいなくて、独自に色々調べた歯にまつわるプチ情報を月替りで勝手に書いたりしていた。


それが意外に好評だった。


こういった作業は、仕事としてやれと言われていたらまた違ったと思う。
きっと、『あぁ、めんどくさいな』とそんな風に思いながら嫌々やっていただろう。


とにかく、何かを調べたり情報を集めたりするのが好きなんだなと、最近改めて思う。





私の回りには、身体の不調に悩みを抱えている人が少なくない。


そうゆう人を見ていると、
少しでもよくなって欲しくなり
お節介だと思いつつも何かしてあげたくなり
信憑性のある色んな情報を調べてしまう。
そして、何か聞かれた時に答えられるようにスタンバイしておく。


(しかしこれは、人によっては大きなお世話だと思われてしまうような行為だと思うので、その辺りは一応わきまえるようにしている。)




きっと私は、調べる行為が好きということを大前提として、誰かの役に立つことが好きなんだ。
そう感じる。





人の役に立つ行為とは色々なケースがあるが、私の場合、それが『調べる』ってゆう行為にあたるのかもしれない。



だから、クレイのことも色々調べたくなる。
そして、実際に実験して自分が良さそうだなと思ったら、悩んでる人に伝えたくなる。


合うか合わないかはおいといて、とりあえずこんな使い方もできるよと、そんなことを伝えられたらいいなと。


それが、いつかちょっとでも役に立ったら嬉しいな。


そんな風に思うわけである。





今も、時間を見つけてはクレイの洋書の翻訳をしている。


先程やっと半分終えることができた。

まだまだ先は長い。
大変だが、苦痛ではない。




好きこそ物の上手なれとは、うまくいったもんだ。




《自分は何をしたいのかを探すのではなく

何を無理なく続けられるかを考える。


好きなことを探すのではなく

自分が無理なく続けられることは何なのかを探す。》



私がリスペクトしている友人に言われた言葉が
心に沁みている。






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