見出し画像

作った作品の価格って、どう決める?

タイトル通りなのですが、自分の作った作品の販売価格ってどう決める?っていうお話です。

実は今月末(あと10日後!!!)に東京ビックサイトで行われるハンドメイドインジャパンというイベントに出展します。絶賛その準備や制作をしている日々です!
展示の詳細はこちらから


私の作風をちょっと話すと、定番アイテムがなくて、その時々の赴くままに制作をしております。なので、その作品ごとに価格設定をしていかねばならないわけです。

昨夜、材料費や制作時間などを計算して価格のPOPを作っていたら急激に不安になりまして、当初の価格より金額を下げて値付けし直している私がいました。
その調子で2~3個値付けして、色んな葛藤が湧いて脳内ぐちゃぐちゃしてきたので「もう今日は考えるのやめよう」と値付けは後回しに。そして今に至ります。

朝、一回わーっと思いの丈を書き出し(吐き出し)、昨夜の現象を一言で言ってしまうと直に人の反応が見れる対面販売の場で「高い」と思われるのが怖かった、ということ。
+新参者の私が…+初出店だしな…
とか理由を色々つけ正当化させようとしてました。

「高すぎ!」とか言われたり思われてりして自分が傷つかないように価格を下げていたのだと思います。
高いと言われる=自分の作品にその価値がないって否定されたような気持ちになると思い込みもあったかと。

でも、自分がお金払うときってどうだろう?って考えたら以外とシンプルだった。

まず素敵なものは素敵だと思う、惹かれるものには勝手に惹かれる。
で、価格をみて自分のこれまでの経験から「高いな」「安いな」「想像していた感じ」なんていう思考は発生する。でも自分が価値を感じたら購入することが多い。
あまりに自分の許容範囲な金額から出たとしても、「憧れ」になる。私の中でバレンシアガのスニーカーがそうなのだけど、今の私にとっては買えない。でもいつか自分のタイミングで、自分に買いたいなって夢みている。それはそれで記憶に残ってる。

だから「高い」=「価値がない」ではないと冷静になった今感じることが出来た。

そして「安い」「高い」「想定内」ここのどこにも正解はないことに気づく。そもそもそんな基準は人によって全然違うので、結局は自分にとっての高くない価格設定になるのがおち。
なんかそれも一つの設定方法だけどさ、なんだかつまらないなぁってね。だって私は自分に販売するわけじゃないし!

だったらどうやって付けたいかな。
自分はお金をどう考えていて、自分の作品をどう考えていて、どんな風に使ってほしいかな。使った人がこうなるといいな。なんて思考して、想像して、妄想して、創造してみようかな!

結局価格設定の正解はわからない。
でもわかったことは正解はなくて、こうするべき!もなくて、ルールもない。もっともっと自由なんだと思った。そして価格設定時に思っていることとか感じていることとかも全部自分の思考に触れる機会なんだなぁって!

せっかく自分のお店を持ってるんだもん、固く考えずにゆるーく楽しく自由に行こう。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?