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フォロワー数200人だけど、有料ノートやメンバーシップを考え始めた話

 自分が作った物語の漫画化を検討していて、イラストを何枚か描いたあたりで、知人というか友人に見てもらった。

 知人というか、友人というか、正式には先生という位置付けの人だ。出会いは私がボーカル教室に通い始めるところから始まり、先生と出会った。

 前職に就いている時に知り合い、失業した後もこつこつ通えている。ありがたいことに月謝を捻出できている。この一年くらいは、先生と、整体院の先生と、たまに母親、もっと希少に弟、LINEで姉、くらいにしか生身の人間とコミュニケーションをとっていなかった。先生の存在感は大きい。

 ボーカルについて教わっているが、音楽に限らずいろいろな話をする。教室に通う目的の6割は先生と話がしたいからだ。私が物語制作を始めたこともちょくちょく話していた。一年が経過し、物語を漫画にすることも報告した。描いている最中のイラストも見てもらった。

 どんなイラストで漫画を構想しているかは、昨日の記事にまとめている。

先生によるイラストの反応

「これはもうトートバッグ何かにしたら絶対売れる! このキャラクターがマイク持ってたら、私欲しいもん」と太鼓判を押してもらえた。

 私は職業人としてはデザイナーであり絵の全体のバランスには自信がある。クライアントに「ここになんかキャラクター置いてそれっぽくしておいて」と言われたらできる。デザイナーとしての格付けはさして高いわけではないけど、まあまあ役に立つ奴、とは思われているだろうし、デザイナーとしては、もうそこで満足してもいる。でもそれまで。アートディレクターとして高みにいる自分はついに想像できなかった。佐藤可士和みたいな……YOKO FUCHIGAMIみたいな……。

 オリジナルイラストに関しても、細部を見ればヘロヘロだけど、ぱっと見いい感じの絵でお茶はにごせる。現在の私のレベルはそこ。

 一方で私は先生を信頼しているから、私にはわからない魅力が、私の絵にはあるんだとも思う。私自身の人生経験からも言える。描いた本人には見えない何かが宿っている作品というものがあるのだ。お金を出してもいい、と思わせられるエネルギーを持っている作品が。
 次の足場が見つかったら、どんなに小さくても足を掛けるのが、今の活動方針だ。100人と言わず、10人に褒められてから自信を持ちたいけど、一人に届いたところで次に行ってやろうじゃないか。

マネタイズを考えることにした

 まずは単純に、先生に言われたように、トートバッグとかTシャツあたりを作れそうなサービスを見に行ってみる。BOOTHとか、BASEとか。さいとうなおき氏も案件でBOOTHを紹介していることだし。

 ……うん、オリジナルグッズが手軽に作れる時代になっていることはよくわかった。

 もちろん現実感覚もあるので、いきなり「トートバッグ作ってみました」で通用するわけではないのもわかってる。キャラクタードーーーン!なTシャツが出てきても、何も知らない人にとっては「?」となる。私だってなる。

 グッズ用のグラフィックデザインをするとして、コンセプトが固まらない。

 まだピンとこないなぁと思っていたら、つい昨日、Daytona Parkのメルマガで、『ジョジョの奇妙な冒険』とFreak's STOREのコラボTシャツが販売されるとの情報が入った。

タイムリーすぎる

 あえて古着っぽく擦れたプリント調にしたデザイン。

 ……なるほど、こういうふうにイラストをパンキッシュにグラフィック化して、ファッショングッズに落とし込むのは面白い。グッズ化のイメージはここだな。

 作品が販促に結びついた時に演出したい世界観が見えてきた。
 グッズにするにはまだ先だとして、ブランディング/マーケティングの方向性が見えたというか。

 マーケティングの方向性が見えた……つまり、作品に冠するタイトルに使うロゴデザインの雰囲気がわかってきた。作品に流すムードもわかってきた。もういっそ、作品を、ただのアウトプットとして扱うのではなく、商品として活用するのがいいかもしれない。

 商品として活用するなら、店構えはちゃんと整えたい。幸い、私はすでにマネタイズをしようと思えばできるnoteという媒体にいる……ということで、noteで作品掲載をして活動しているかっぴー氏のお告げに耳を傾ける。

 大前提として「作品が面白い必要がある」というのは変わらない。無料でも有料でも変わらない。
 さらにお金を払ってくれというかぎりは、上乗せでプレッシャーがある。それより以前に、私さえ100円の有料ノートに出し渋り、どのメンバーシップにも未入会なのに、無名の作家にどれだけ投げ銭をしてくれる人がいるのか未知すぎる。

 でも世の中には、人の夢を信じて応援することで、一緒に夢を見てくれる人が確かにいるのだ。

 私がやらないことを、やってくれる人に出会いたい。私にはできないこと……お金を出してまで誰かを応援する人に出会って、作品を一回り大きく成長させたい。もはや自分一人では見えない世界が見たい、という好奇心が膨らんでいる。

 第一話を仕上げながら、有料化・メンバーシップに向けて体裁を整えていきたい。



 何者でもないアラフォー女性、創作のステージはいよいよ漫画制作へ!
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