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人生ログオフで生きてみない?

みなさんこんにちは!こんばんは!あるいはおはようございます(^^) 

今日は表題の通り、「人生をログオフで生きていく」というテーマで記事を書いていきます。
早速ですが本題に入っていきましょう!


「ログオフで生きる」ってなに?

先日、友人とオンラインで話していた時のこと。
なぜ自殺者が日本には多いんだろうという話題になって、二人で考えていました。

「他人に迷惑をかけてはいけないという世間体に捕らわれているから?」
「働きすぎて自分の時間がないから?」
「そもそも選択肢が多くて、やりたいことが見つからないから?」

いろいろ考えたけれど、結局のところみんな頑張りすぎているんだと思います。
社会人や学生として果たす役目が与えられて、みんな精一杯なんだろうと。
そんな時、友人がふと言いました。

「やっぱりさ、ずっとログイン状態でいるから休めないんだよね。ログアウトじゃなくてさ、ログオフできていつでもログインで戻ってこれるような社会の仕組みがあったらみんな生きやすくなるんじゃないかな。」

「ログオフ」という表現に、私は目から鱗が落ちました。
そうか、いつでも戻れるけど、活動状態から休憩モードになれる″ログオフ”という考え方こそが、今の世の中には必要なんだ!!

俗世から離れるための「ログオフ」

自分の手で人生を終わらせる=アカウント削除/データ削除になる前に、自分の役割を演じることに疲れたら一度ログオフをする。
オンラインゲームであれば、自分の時間や体調でログインが選べるし、仲のいい友人が集まっているのを見てログインをすることがあるかもしれません。

いずれにせよ、ログインは強制ではないということ。
友達に声をかけられて、体調が悪かったり気分が優れなければ断ることもできます。
ログオフ状態の人を無理やり誘う人はあまりいないだろうし、偶にログインになれば、みんなまた一緒に遊んでくれる。

自分の意志で、自分の都合でログインできるゲームという考え方は、人生に於いても有効なのではないでしょうか。

ログアウトではダメなの?

ログオフはわかったけど、それならログアウトでもいいんじゃないの?
そんな声が聞こえてきそうなので、私の考えをひとつ。

私はログアウトでもいいと思います。
そもそも、「ログオフ」と「ログアウト」の違いはなんなのでしょう。
ログアウトは、一度したらもう一度パスワードを入れる手間があるから、ログアウトをしたらログインをするのに面倒になってしまうと私は考えます。

これはSNSアカウントで考えてほしいのですが、繋がりに疲れてしまって、けれど削除をしたらそれまでの人との繋がりが消えてしまうからと、「ログアウト」を選択する。
自分を疲れさせる情報を目に入れなくていいから、ログアウトは正解だったと思う人もいるかもしれません。
ですが、やはりもう一度友人と話したいからとログインしようとしますが、パスワードがわからない。
パスワードはおろか、アカウント情報の一切を忘れてしまってログインができなくなってしまう。そんなことがあるかもしれません。

この状況を例えるなら、社会との繋がりに疲れてしまい、引き籠るようになった状況でしょうか。
一度外界との繋がりを絶ってしまうと、なかなか戻るに戻れなくなってしまいます。
「みんな私のことを忘れてしまったかもしれない。」
「私がいなくても楽しく遊んでいるのかもしれない。」
そんな不安から、自殺を選んでしまう人もいるのかもしれません。

おわりに

現代はみんな、社会の役割を演じようと頑張り、疲れています。
また、24時間365日インターネットで世界と繋がれる世の中は、寂しさを忘れさせてくれますが、同時に精神的な疲れをもたらします。

『デジタルデトックス』という言葉が流行り、マインドフルネス瞑想をオススメする方々も増えました。
人との繋がりや、インターネットとの繋がりを断つためにログオフをする。
すぐに戻れるけれど。否、すぐに戻れるからこそ、気軽にログオフをして、一度マインドリセットをする。

私たちに必要なのは、自分の居場所を気軽につくれる環境なのかもしれません。





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