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嬉し悲しの「いいね」機能

いいねという機能が苦手であります。
もっと具体的に言えば、SNSにおける数字が苦手であります。

信用や注目度を、目に見えて証明するあの数字。
その有る無しで、多い少ないで、発信する側のモチベーションの土台になったり見る人の量の拍車になったり。

まあ昔から数学が苦手であったので、元々数字というものに対して苦手意識があったりするのですが。(笑)

今の時代、SNSは強力な武器でありますね。
何かを発信するために、SNSを武器にしない手はないという感じ。

ただどのSNSを見ても、「いいね」「コメント」「拡散」「再生数」「フォロワー」など、数字がついて回ります。最近は現実世界でも、「某動画投稿サイトで〇〇万再生された」とか。「〇〇万人のフォロワーを持つ」とか。
数字で注目されたものが取り上げられている印象です。

かつては私も某呟きSNSを使って絵を書いていました。
くる日も来る日も、その日目覚めたら「いいね」がどうしたらもらえる絵が描けるかずっと考えていました。

しかしある日、無理がたたったのかぷつんと、気持ちがきれてしまい。

それ以降、なんだか絵を書く事が苦しみでいっぱいになってしまいましたのです。あんなに好きだったのに。

今はすっぱり呟きから離れ、あの頃よりはいささか落ち着いて絵を描く事ができるようになりました。それを発信したい欲も、少しづつ出てきているのです。しかし、しかし。

「いいね」の数字に支配されてたあの頃のしんどさや葛藤がやはり出てきて、そういう気持ちを挫くのです。
「いいね」「いいね」よくない、ああ怖い。

そういった評価がなく、かつ発信できる手段は何かないものかと、常日頃思うのであります。