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ひめと病院の思い出

ひめは16歳くらいまで、大きな病気にかかる事もなく本当に健康でたくましい子でした。それでも何度かお世話になりましたが、数えるくらい。予防接種や健康診断以外はほとんど病院に行くことはありませんでした。

先生にも

「この子は体も丈夫やけど、ハート(心臓)がとても丈夫やね」

と褒められ、毎回誇らしい気分でした✨

たまに行くと先生やスタッフさんがかわいがってくれるし、ひめもいつもしっぽぶんぶん振って嬉しそうで「病院が好きなんやなぁ」と笑ってくれました☺

予防接種や検診以外でひめが病院にお世話になったことといえば

①避妊手術

②ひめ、まむしに噛まれる(ついでに母も)

③ペットホテルに預けた後調子を崩し「今夜が山」の危篤状態に

④膣脱で手術

の4つ。

ひとつずつ思い出していきましょう🐶

※病院では全く写真を撮らなかったのでほとんど写真ありません。

①ひめまむしに噛まれる(ついでに母も)

まだ3〜4歳の頃、母との散歩中にまむしに噛まれてあごの下がめちゃくちゃ腫れました。そして、母もついでに噛まれました。

でもひめが先に噛まれてくれたおかげで母は幸い軽傷で済み、それから我が家でのひめの格が一気にあがったのです✨笑

命の恩人ならぬ恩犬🐶

犬はまむしの毒に耐性があるようで、幸い注射で完治しました。

一方の母は病院で点滴を打ち、しばらくすると腫れも引き元気に。
一件落着と思いきや、なんと近所で

「〇〇さん(母)ひめちゃんに噛まれて入院したらしいで」

ええぇぇぇええーーー!!

とんでもない噂が広まってしまいました。

命の恩人ひめちゃん、ヒーロー(ヒロイン?)なのにとんだ濡れ衣!!

②避妊手術

まだスーパー若造だった私は、ひめの子供ほしい!絶対かわいい!!と訴えましたが、母が「もらい手あるかどうかもわからんし、何よりひめが無事に産める保証もないのにあかん!!」と言われ、しぶしぶ手術を。

ひめの子供、見たかった気もするけど今思えば母の言う通り。

ひめに子供がいたらどんな子だったかなぁ。母になったひめはどんな風になっていたかなぁ。とたまにひとりで妄想してニヤニヤしていました☺

③ペットホテルに預けた後体調を崩し「今夜が山」の危篤状態に

以前Twitterにも書いた事がありますが

祖父の葬儀のため仕方なくペットホテルに1晩預けた事があります。

葬儀が終わり夕方帰宅、急いでひめを迎えに行ったのですがぐったりしていて水も飲まない。おやつも食べない。

母と急いで病院に向かいました。

先生は、腎臓(確か)の数値がものすごく下がっている、と。点滴を打ってくれましたが、「今晩が山かもしれないから覚悟してください」と言われ、母も私も先生に「何とかしてください」と泣きながら先生にすがりました。

家に連れて帰りましたがひめは相変わらずぐったり。私はその晩、ベッドで寝るひめの横に布団を敷き寄り添いました。なかなか寝付けなかったのですが、明け方うとうとしてしまい、パッと目が覚めると…

そこには家の中を元気に走り回るひめの姿。

安心して泣いてる私の横で母が「涙返せ」とひめに詰め寄っていました。

元気になってくれたからこうやって話せるけど、あのままもし死んでいたら私は今頃悔やんでも悔やみきれなかったと思います。

知らないところに急に預けられて、他のわんちゃんの匂いや声がする中で一晩、どんな不安な思い出過ごしたのだろうかと申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

④膣脱

ある日、ひめのお尻?おしっこの出る穴からなにかぶら下がってる。

病院に行くと、膣脱ですねー。と。

すでに10歳でしたが、手術はそんなに難しくないしひめは体力もあるから大丈夫でしょう、ということで即手術に。

一晩入院して帰ってきたひめちゃんは首に巻いたエリザベスカラーがすごく邪魔そうで、それ以外はめちゃくちゃ元気でした。

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この写真は、2階にある私の部屋まで階段を登って起こしにきてくれるのが毎朝の習慣だったのですが、いつものように寝ていたらなんかカチャカチャ聞き慣れない音がする...

もしやひめ⁈と飛び起き階段を見ると、エリザベスカラーが邪魔でうまく階段が登れないんだけどどうしても登りたくて1/3くらいまできてもがくひめの姿が。

そこまでして私に会いたがってくれたんかぁぁあああ!

と抱きしめ朝から泣きました(すぐ泣く飼い主)

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↑友人がくれた退院祝いに興味津々。

16年間ずっと手のかからない子だったので、病気になってからやっとこれからお世話ができる。「なんでもするからね!」と思っていましたが全然お世話させてくれなかったね。

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もっとお世話させてほしかったなぁ。



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