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小休憩しよう、そうしよう。

おはようございます、こんにちは、こんばんは。
(この挨拶方法が地味に気に入ってしまったので、これからも続けていきます笑笑)

前回、幼稚園から勉強ばかりしていた私ですが、
当時はマイペースながらも勉強が出来る人側でした。(幼稚園で自分の名前漢字で全部書けていたぞ。)
そう、小学校であいつに出会わなければ…。

何となく分かる方もいると思います。

そうです。算数パイセンです。

幼いながら1+1=2?何で?何で2になるの?どうして?と不思議で不思議で堪らなかったです。(エジソンかよ!!)

まあ案の定、先生に質問しますよね、当時は純粋でした。(戻りたい、あの頃の心。)
大人に聞けば全部教えてくれる。猫型ロボットばりの便利なやつだと勘違いしていたのです……。

先生、何度も何度も授業がある度に私が聞くもんだから、嫌になったんだろうな…。

「1+1=2って決まりなの。変えられないの。分かったかな?」

ニコニコ笑顔の威圧感。先生精一杯の答え。納得したくなかった私ですが、必死な先生を見てドン引きしたんですよね、わかったと元気良くお返事しました。

そこからもう算数が苦手で苦手で。
今思えば、算数が1番簡単な授業だったぞ?
ってなるんですけどね。
(公式覚えて計算するだけ。答えは1つ。ドシンプル。)

小学校を無事に卒業した段階では、算数が苦手なノーマルな人になりました。

中学入学。そう、算数がない!!
やったー、あの苦しみから逃れられるうう!!
(はっきり言って馬鹿です。私。)

最強の刺客。

数学。

奴と出会わなければ、私は平穏な学生時代をおくれた筈なのに…。

先生は真面目に面白く授業をしてくれる優しい先生でした。先生は悪くないんだ。

「これはマイナスだ!!わかったかー?」

マイナス?どうして?マイナス?何で?ねえ?何それ?(蘇るあの日の思い出…。)

ビシッと手を挙げては、何でこの式の答えはマイナスになるのか?中学の先生なら教えてくれる。謎の自信からまた面倒な質問をしました。

もうこの後の展開がわかりますよね?

「マイナスはマイナスだ。何ふざけているんだ?」

先生は爆笑。周りの皆も爆笑。
恥ずかしくて辛くて惨めな気持ちを隠して、咄嗟にお調子者のキャラを演じました。

何故か分からないですが、現代文や古文、古典などの先生には、素朴な質問をぶつけられました。
多分、それなりに筋の通った答えを貰えていたからだと思います。
(作者の気持ちやらなんやら本当の答えがないものだったから。)

そして、数学はもう無理だ。考えても考えても本当の答えは無いんだ…。拒絶反応が起こるくらい、大嫌いになりました。
また自分なりに真面目な質問も、ふざけている。頭のおかしい質問をする奴と大人には思われてしまう。

その日から些細な疑問を先生にぶつけたらいけない。(特に数学。)
そう学んだのです。

まあ、本来ならその質問大学で学ぶ内容なんですよね。先生は教えようがない。
そう知ったのは大分後の事でした。当時から知りたかった…。

そんな小さなお話…。

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