見出し画像

人間になりたい日記#196「Blood X'mas2022」

2022年12月26日 クリスマスはプロレス

 メリークリスマスでした。

 今年は土日がクリスマスイブとクリスマスだったので、どこの街も賑わっていましたね。

 子どもの頃、わりとお祝い事はきっちりやる家庭で育ったので、クリスマスも毎年ツリーやケーキを用意していました。
 ある年のクリスマス、帰りが遅くなった父親が「今年は金土がクリスマスだから帰りの車が混んでた」と話すのを聞いて、大人の人たちはクリスマスに車でデートするんだなと、ちょっぴり憧れるような気持ちになったのを思い出します。

 ここ数年の私は、12月25日には後楽園ホールでプロレスを観ています(毎年ラジオでも話している気がします)。
 12月25日は葛西純選手のプロデュースで、フリーダムズの興行があるのです。

 今月はロサンゼルスでGCWを観られて、後楽園ホールでフリーダムズが観られて、プロレスファン冥利に尽きる月でした。

 日本はまだ声を出して応援することが禁止されているので、みんな大人しく拍手で応援しているのですが、それでも思わず笑いが起きたり、会場がどよめいたりしていて、プロレスが持つ力の強さを感じます。
 一方、ロサンゼルスの試合はめちゃくちゃフリーダム。ほとんど誰もマスクしてないけど、それでも大声で応援しています。
 広い会場の中に一箇所しか売店がないので、バケツに氷を張って、大量に缶ビールを買って入れて、飲みながら応援していて、みんな楽しそうでした。

 選手が出てくるともみくちゃにして、タッチしようとしたり、ケータイで自撮りしようとしたり。
 リングサイドからリングも叩くし、気に入らないヒールの選手がいると、退場の時にぶつかりに行って喧嘩を売りに行ったりと、とにかくお客さんの熱量がすごい。
 
 しかしあれ、選手だったら楽しいだろうなあと思います。
 ここ3,4年でデビューしたプロレスラーやアイドルの子たちは、まだ歓声を浴びたことがないのかと思うとちょっと切ないです。

 アイドルと言えば、GCWの興行で大きいヘビを首に巻いて入場した選手がいて、地下アイドル時代に私もやりたかったなと思いました。
 やっぱりそういうお客さんが驚くようなことをしたいと思ってしまうのですが、いまからそれをやってもな……という気持ちもあり、でもやって驚かせたい気持ちもあり、やっておくのが正解だったなと思っています。

 あと地下アイドル時代の後悔と言えば、やっぱりお客さんを失神させたことがないということでしょうか。
 結構、昔のライブ映像とか見ると、お客さんが失神してたりしますよね。あれ、なんでなんでしょう。
 最近の人はあんまり失神しないのかもしれませんね。

『姫乃たまの「ラジオ消した?」』#196「Blood X'mas2022」
Radiotalk▶︎https://radiotalk.jp/talk/925329
Spotify▶︎https://open.spotify.com/episode/0cnhdbTGLvORbRf9mqS69h?si=0Px63AIFQDOZrl2osQiWQQ
Apple Podcast▶︎https://podcasts.apple.com/jp/podcast/196-blood-xmas2022-from-radiotalk/id1525068219?i=1000591268938


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?