2020年に読んだ本のベスト3
毎年恒例となったその年読んだ本のベスト5。今年はコロナに振り回されたせいか、例年より読んだ本が少なくなっています。本を読む気力体力をそがれてアニメを見て過ごしていました。特に4月頃。
ということで今年は読んだ本が少ないので3冊だけ選ぶことにしました。今年読んだ冊数は約60冊。去年の半分ほどです。ではランキング。
第3位
『文豪どうかしてる逸話集』 著:進士素丸
これはね、もう最高です。暗くて不安なことの多かった2020年を吹き飛ばすかのように笑わせてくれた本です。あくまで「逸話集」なので真実はわかりませんが、文豪たちのキャラや関係性がわかって近現代文学をもう一度読み返したくなります。
第2位
『家族遺棄社会』 著:菅野久美子
孤独死や事故物件に関して取材しているノンフィクション作家の菅野久美子さんの作品。孤独死した人が発見されるまでの日数は平均17日。孤独死しているのは「普通の人」。現代の人との繋がりの軽薄さが他人事ではないと感じさせられます。
第1位
『ヤクザときどきピアノ』 著:鈴木智彦
普段は裏社会をテーマに取材している鈴木さんが『ダンシング・クイーン』を弾きたい一心でピアノのレッスンに! ヤクザ取材とピアノという組み合わせがシュールだし、濃いキャラのレイコ先生のもと、真剣に練習する鈴木さんが健気……! 期間限定で鈴木さんの発表会の様子の動画も見られて二度楽しめました。
来年はコロナに振り回されずにもうちょっと本を読みたいところです。
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