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火星の姫と呼ばれた日


noteのお題 #名前の由来  に参加しています。
私の名前「香西姫乃」の由来。

それは、高校時代に言われた悪口でした。

下僕と呼ばれる男の子がいた

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中学3年生の時、仲良しの男の子がいました。
私は風邪を引いたりして学校を休む日が人よりやや多かったため
ノートを借りたり色々手伝ってもらったりしていました。
「食堂いくけどなんか買ってくる?」
「じゃあカフェオレお願い」
なんてやりとりは日常茶飯事。

なんとなく、私のキャラとして
「お嬢様」「わがまま姫」みたいな感じだったのかな、と思います。

いつしかその男の子とは主従関係と周りに言われるようになりました。
本人たち的にはそんなことはなく、
私はむしろお兄ちゃんみたいな感じだったのですが
中学生から見れば不思議な関係だったのでしょう。

また、私は若干様々なことでぶっ飛んだ思考をすることがあり、
「お前の頭の中はよくわからん」
と言われていました。
「日本語でおk」とも結構言われた。

合唱コンクールから派生した悪口

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高校生になり、合唱コンクールがありました。
私たちは「二十億光年の孤独」という歌を歌いました。

その歌詞の中に「火星人」というワードが出てきます。
そこでクラスの女子で、火星人ヘアと題したきつく結んだ三つ編みで合唱コンクールの本番に臨みました。
私は指揮者だったので歌ってはないのですが、火星人ヘアをしていました。

合唱コンクールが終わり、部活のメンバーと話していたら

「あんたって火星人っぽいよね。
言ってることわかんないし、地球人ということも怪しい。
理解不能なお姫様、火星の姫じゃん」

と言われました。
ほぼ悪口です。
火星人のように理解できなくて姫のように傍若無人。
でも、それがなんだか私にはしっくりきてしまいました

そこから部活で私が突拍子もないことをやると
「おい火星の姫!」と呼ばれることが何度かあり。
自分の中で、悪口だけど心地よいものになっていきました。

芸名、面白いものにしたかった

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劇団Яealityを立ち上げ、芸名をつけようと思った時に
思い出したのが「火星の姫」でした。

芸名をつけるなら何かエピソードがあるといいな、と思っていたのです。
確か決めたのは地元のくら寿司だった気がする。

「火星の姫」を文字って「香西姫乃」になりました。
今でもこの名前は気に入っています。

もちろん、悪口からきているので本名は何も関係ありません。
「香西」をどうして「葛西」にしなかったかというと
香の文字が本名に入っているのと単に葛が書けなかったから。
当て字です。

火星の姫だからできることをやりたい

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人とは違う突拍子もないことをナチュラルにやってしまい
姫のように人を使う。
中高時代の私はそんな感じだったようです。

今でも私の周りにはたくさん助けてくれる人たちがいます。
多分危なっかしいと思っているのでしょう。事実だし。

人とは違う発想をするけれど、助けてくれる仲間はたくさんいる。
そんな私だからこそ、できることはあるのではないか。

そんな思いを胸に「香西姫乃」という名前で活動しています。

いつか、もっと素敵な世界が作れますように!

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