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必要に迫られて、メイクを考える


何度目かしら、でございますがメイクに苦手意識が強いものですこんにちは。
そんな私がまたひとつ、あがいてきた記録。

改めて、苦手意識の一番の要因はそもそも肌が弱いこと! です。
何かしらの香料にアレルギーがあるらしい、までは確認できています。
ピアスで耳に違和感を感じることもあるので金属にもなにかありそう。
何かわかるかしらと皮膚科で相談したこともありましたが[これからの人生で手に取ろうとするものの全ての内包物を確認することは難しいので試してみて合わなかったものを使わないようにしていくしかないよ]とシンプルなお返事を頂いて、特に特定するための何かをすることもなく今に至ります。

数年前にお出掛けのタイミングで、大阪のコスメイベントに伺えたときはひとりでふらふらと各ブースを回って素直に「わからないので教えてください」とお伝えしても快く対応して頂けたので、たくさんメモをして「せっかくの機会なので他ブランドも伺ってから考えたいです!」を繰り返しました。
好奇心旺盛ではあるので純粋に新商品のお話を伺うのは楽しかった。
あの日は時間の許す限りいくつかのブースをまわって、気になったものだけお迎えしました。
「おかえりなさい」と迎えてくださるブースは、よりお話を伺いやすくて、過ごしやすかった。
あの日の悩みに対応したアイテムから、情報が更新できていないのです。

現状手を伸ばしているのは基本無香料、わからないなりに低刺激っぽいコスメ。
もしくは諦めてもダメージの少ないプチプラ。
無香料だから何でも良いかというとこれもまた、素材自体に独特の香りがある場合もあるので気が抜けません。
テスターを頂いて、よさそうだったら購入するようにしたいけれどテスターを頂くにはまずカウンターに行かねばならぬ。
はじめてお会いする方に気軽に相談できるほどに心の扉を開くことができるわけでもなく、悩みが言葉にもできていないためデパコスカウンターでしっかり相談できない。
友人やフォロワーさんからおすすめを伺ったところで私に都合の良さそうなアイテムに地元で出会えるとも限らない。
手を伸ばせる範囲でなんとなく、それらしく、過ごしてきたけれどそろそろどうにもならなくなってきていることに少し前から気がついている。

そんな人が今回、証明写真が必要になりましてスピード撮影かアプリでどうにかしようかと試しに自撮りをしてみるとどうにもいまいちでございまして。
さてどうしようかなぁと考えたときに、就職活動のように写真館へ行ったところでお任せするのは撮影。
必要なのは撮影のテクニックよりも顔面を作り込むことではないかと思いましたので、地元のサロンに問合せをして運良く近日中にご縁を頂きました。

流れは
・事前に目的をお伝え
当日
・普段のアイテムを持ってサロンへ。
・メイクの方法を御指南頂きながら自分でメイク⇒試行錯誤しつつ根気よく。
・時折スマホで写真撮影。程よい具合を見つけたところで課題終了。
・せっかくなので! とお休みの日仕様の華やかメイクのための追加工程を御指南頂く。
・ポイントと「買い足すなら~」はアイテムをおさらい。

以前メイクの基本をお伺いするために美顔バランス診断をお願いしたサロンなので「前回はほんっっとーに基本のき、をご説明しましたものね」と仰っていただけて話もはやい。

そんな前回。

オーダーとしては
提出先が堅めの証明写真なのであまり華やかにもしたくない。
シンプルにやりすぎると無理にリクルートを意識した若作りになりかねない。
塩梅がわからない!! です。

まずご提案いただいたポイントとしては、やっぱり眉でした。
眉の左右差を整えたらきちんと感がぐっと上がるから大事にしましょうということで、左右差の整え方を細かく解説頂きました。
内容としては、例えば眉頭は右の方がほんのすこし高い。
好み次第だけどどちらかというと右の方が整っているのでこだわりがなければ右を基準にした方がやりやすそう。
左は毛に合わせて素直に色をのせすぎないように気を付ける。
剃ったり抜いたりすることに抵抗がなければ、眉頭をほんのすこしだけ抜いてもいい。
極端な"人工感"が得意なわけではないので、基本的には自然に映えているようにみせるために、やりすぎ注意。
みたいな話。
まだきっと基本行程の範囲内な気がしていますが、ライナーやパウダーってちゃんと使えばこんなに色も変えられますのね、とくに難しいことをしなくてもやりようはいくらでもあるのですねとしみじみです。
言い訳すると私の周りは「朝がめんどうだからアートメイクを入れている」とか「髪に合わせて眉も染めてる」という自分をしっかり持った合理的なメンバーが多くて……皆様それぞれなので参考にしにくかったのです。
それはさておき。
今回は少しきりっとを意識して、ネイビーのライナーを使用しました。
ブラウンを使うならローズ系。
このあたり、と説明頂くプチプラアイテムはだいたい私のポーチに入っていて「まちがってなかったー🎶」と私が素直に喜ぶものだから「前回よりちゃんとアイテムも増えているし使えていますよ」とのお言葉を頂いて少し安心もしました。
そして「理屈がわかったらすぐに応用できるから安心して説明できる」とも頂きました。
確かにそれらしく、の今までは理由を理解せずに手順を進めていたので、今から何をするためにどれを使う、と教えていただけるのは頭に入りやすいです。
我ながらめんどくさいけれど性格なので仕方がない。

アイシャドウやチークの色モノは抑えめで十分。
アイシャドウのベースはハイライトでもいいとは思っていましたが、今回持参していた中から"発色するもの"と試していって選ばれたのは、ういさんの冬パレットでした。
右から2番目。

冬パレット

私の手元にある他のハイライトやアイシャドウベースは普段"地慣らし"として使っているので基本的に馴染みが良いのです。
今回はちょっと明るめにしたいねということでキラキラ。
全体もパレットの他の色も使って仕上げました。
元々はっきりとした二重どころかコンディションによって三重にもなりかねない私の目蓋はベーシックカラーで十分華やかになってくれました。
PCは夏だと自覚しているのにひとつ買うなら冬パレットだと信じて疑わなかったあの日の私ありがとう。

他の部分についての色といえば
マスカラは黒だと強くなりすぎる。茶色だと明るく違和感がでる。クリア(下地ともいう)のみで主張は十分。
クリニークのパンジーポップ(チーク)がちゃんと発色する。やわらかくしかのせないからほんのりだけどしっかりピンク🩷
お越しになったブルベさんにおすすめしては紫だと驚かれるリップモンスター106。この地元でも自分で選んで持っている人がいた!
などなど……足したり引いたり、当たり前ですけれど効果の出方も人それぞれですねとゆるゆる伺いつつ遊びました。
このアンバランスさも私が勝手に迷宮にいる気分でいた理由のひとつかもしれません。

話は間違いではないけれど流れがずれました。
のせるだけのせて、それらしい写真がとれたので一旦終了。
ジャケットを脱いでから「せっかくなので」と差し出していただいたのがシェーディング用のパウダーや涙袋用のアイライナーでした。
どちらものせているのかわからないくらいの淡いお色。
それなのに写真を撮るとちゃんと変わりますね。
スマホのノーマルカメラ、普段の加工アプリ、証明写真用アプリといくつか切り替えましたがやっぱり加工アプリが一番感度が高かったです。
今までもお世話になってきたつもりでしたが加工アプリってがんばった分だけ効果が感じられるのだなと思いました。
楽しかったので個人的にはしっかりめにメモを書いてはきました。
頭で考えなくてもできるようになるまでにはもう少しかかりそうですが、私のなかでは平日には不要。
繰り返さないと手に馴染まない。
ということで楽しみな予定がたくさんほしいです。
がんばった分だけ気付いてくれる方々とお会いする機会というのは本当に貴重。
読んでくださっている皆様もどこかでご縁がございましたら、よろしくおねがいします。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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