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第6章『支配欲の絶対法則』

どんどん人間のどす黒い部分に入っていきます。知らなくちゃ。上っ面の綺麗ごとはいやだ。綺麗ごと言ってしまうけど綺麗ごとで生きてるかもしれないけど、でもやっぱり知らなくちゃと思います。

人間の歴史は支配欲の歴史

人間は骨の髄から奴隷であり、奴隷として作られたであろう推測は述べてきたが、奴隷制度の中でさらに誰かを支配するという、貴族のまねごとをするよう設定されている。(略) 人間の歴史、家族の歴史はどうやって自分のいうことを聞かせるかという、支配欲の歴史でしかない。これが「支配欲の絶対法則」である。

P86

心理学とは心を解明している学問ではなく、どうやって貴族が奴隷を支配するか、どうやって人をカテゴライズするかだけを考えた学問である。

その詳細はまた別の著書に。また読まなくては。

精神医学は人を支配するための学問

「精神は物質に支配される」という嘘をほとんどの人々が信じるようになってしまったとあります。唯物論的思考に人類を誘導することで支配しやすく教育したのがアメリカで、この世を牛耳っている人々であると。
※『唯物論』観念や心などの根底には物質があると考え、それを重視する考え方。物質主義ともいう。対義語は「唯心論」

奴隷はさらに下のものを奴隷にしたがる

人類を思考停止にすることで支配が行われてきた。そして奴隷はその中でさらに下の奴隷を支配しようとする。例えば、上司が部下をコケにしながら自分の上司に対してはへこへこと媚びを売る行為も、家庭の中で毒親とアダルトチルドレンができるのもすべては支配欲。支配欲という潜在意識が働いている。

「子供が親を選んで生まれてくる」これも支配欲丸出しの教え!!親の自尊心を満たして毒親ぶりを隠すのに都合がよい理論はないと!!なるほど~。そんな見方したことなかった。確かにこの子は私を選んできてくれたって信じたい気持ちが出てくるときを振り返ると、なるほど確かに自分が満たされる。思いっきり正当化していますね。まったくもって都合の良い解釈。

支配欲ばかりが先行している昨今の恋愛事情

ストーカーは支配欲の成れの果て。
付き合う前はプレゼントや愛の言葉のオンパレード、いざ付き合って自分のものになった途端に態度が変わる、釣った魚には餌をやらないのもまさに支配欲によってもたらされるもの。計算して下手にでているだけで演技にすぎない。

皆、心当たりがあるところじゃないでしょうか。


つまり愛などというものは支配欲が前提で存在しているものでしかない。

支配欲だけが横行する時代

先住民社会は一夫多妻制も多く、男性は多くの女性の面倒をみると共に満足させる必要があって、それが出来る強い実力のある男性に女性も尽くした。
ここでも「支配欲の絶対法則」が働いている。

支配するには力も財力も権力も不可欠なのにも関わらず、現代では支配欲だけが先行している。

そもそも力がないなら、愛を相手にもたらすことによって支配欲を強化すればよい。しかし何も相手にもたらさず、永遠の愛などと陳腐な嘘ばかり口にしているから失敗するのだ。男女関係においても社会の詐欺師同様、人間である限り、その前提は支配と被支配の関係でしかない。愛の定義からすべての人が外れているのに、なぜこんな恥ずかしい言葉を口に出せるのかと心底感心する。

P94

ヒューマニズムですら支配欲の表れのひとつ

古くから今に至るまで、恋愛、男女関係、色恋沙汰、男尊女卑、風俗的問題、貴族奴隷制、王族制、宗教はビジネスなどすべてに至るまで、すべて支配欲が前提で成立しているということである。

なるほど。内海先生は典型的な性悪説論者だと仰っていますが、自分はどちらかな、やっぱり性善説かな。と思いたいけど、どちらも半々かな。半々に思っておくと期待もしないしがっかりすることもない。甘い言葉を鵜呑みにして詐欺師に引っかかることもないでしょう。

性悪説から相手を観ることに引け目は感じることない。だって人類みんな性悪な部分は必ずあるんだから。それが人間の本質。

我々が生きている世界ほどに奴隷的であり、支配が強固な世界は存在しないのである。(略)現在、すべては同一思想のもとに画一化され、ロボットを演じるように義務付けられている。警察が人を押さえつけ正義を名乗るのも、メディアという嘘つきが勝手な観念を押し付けるのも、コ〇ナ騒動やむだなマスクを強制しようとするのも、すべては支配欲のなれの果てである。

『支配したい思想がよく分かる質問』内海先生YouTube

○心の絶対法則【第6章】


●支配欲は人間の根源的欲求であり、奴隷はさらに下のものを奴隷にしたがる。
●ヒューマニズムは、正義や倫理という隠れ蓑を着た支配欲の表れである。

まとめ

『社会の構図が理解できるアニメ』内海先生YouTube

これでもかという位の奴隷精神、支配欲でしたが、イメージはとてもしやすい章でしたね。多くを語る必要ないほどの(笑)なので、書籍の案内ページになってしまいましたが、ご紹介ついでにもうひとつ。

ピアノの恩師に必ず読みなさいと勧められて読みました。北川景子さん出演の映画にもなりましたね。おそらくこの作者の方も全て分かっていらっしゃると感じました。えげつないですが是非。

次回は第7章『全人類アダルトチルドレンの絶対法則』についてです。

最後まで拙い文章を読んでいただいてありがとうございました。
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