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評価を目的にしてしまうと混乱します。


(株)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原規歌です。


今日のテーマは
「評価を目的にしてしまうと混乱します」です。


8月になり、多くの地域で
梅雨明けが発表されましたね。

愛知も久々の青空です。

暑いなぁと思いながらも
人間は青空を見ると元気になります。


何を見て

何を聴くか

何を感じるか

人生のすべてはそれだけなのかも
しれません。


ただ、見るものも聴くものも
同じでも

それをどう感じるかということは
その人の思考パターンや思い込み、信じ込み
ということになります。


さて、本題です。


またまたある受講生さんからの
報告です。

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うちの学校の生徒で
将来教師になりたいという子がいます。


教育現場が混乱するこの時代に
教師を目指す子がいることは嬉しい限りです。


しかし、
彼女の話を聴いていて、少し不安になりました。


『私は、人から感謝される先生になりたい』
というのです。


そして、彼女のお母さんも
『それはステキな夢ね』と、応援してくれている
というのです。

娘さんの夢を応援するお母さん、
いいなぁと思います。

でも、やはり、
違和感を感じてしまいます。

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という内容です。

この受講生さんは

『感謝される先生をめざしていて
相手から感謝されなかった時、この子はどうするんだろう』

と、ちょっと疑問を感じたそうです。

まさに、そうだなと思いました。


感謝されるかどうかは
相手がどう感じるかということ。

一種の相手の「評価」であって
「目的」ではないはず。


手段と目的、評価と目的を混同していると

自分の行動や感情もそこに振り回されます。

妖怪「あゲタの~に」のお出まし。


こんなにやってあげたのに

なんで感謝しないの?

まだたらないの?


これ、怖いです。


感謝されることを目的にして

行動(仕事)をしていると

本当の意味で

相手のためにならないことを

してしまうこともあります。


嫌われる覚悟をもって

本当に必要な関わり(仕事)ことをしている人の

足を引っ張ることにもなります。

感謝されることが大事なのではなく

自分がこの仕事を通して

何を提供できるのか

どんな社会を作っていきたいのか

ということ。


資格をとることや知識や手法をえることは
「手段」であり、
「目的」ではないとうことを
このメルマガでも、何度もお伝えしてきました。

「人にこう思われたい」は
目的ではありません。

これは、人からの評価。

後からついてくる付録みたいなもの。

相手がどう思おうが
本当に必要なことをする。

評価を目的にしてしまうほど、愚かなことはありません。


「すごい人と思われたい」

「他の人とは違うと思われたい」

「いい人と思われたい」


そんな思いは、あって当たり前。
あってもOK!


しかし、
そこにこだわってしまうと

あなたの人生は
他人軸になってしまいます。


それでは

今日も、希望を胸に

すてきな1日を作りましょう!


※この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2020年8月3日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

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