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2019年の振り返りと今年の漢字

もう少し早めにこの記事を書こうと思ったのに・・・
気が付いたら12月30日。実はHPのコラムの方にも2019年最後の記事を書きたいと思っているのだが・・・まったく進んでいない。
もうこの記事は下書きだけしておいて新年の記事にしようかと・・・
そして実は大掃除と新年を迎える準備がもう少し残っている。
任務を無事に完了して新年を迎える事が出来るのか・・・が今一番の課題だったりします。

そんな中2019年の振り返りを・・・
2019年を振り返って出てくる言葉は「静観」「整理」「変化」これらの言葉たち。

今年はプライベートで変化の大きな1年。
特に大きな変化は息子の小学校入学。
それに伴い、行動が制限された。というより自分から行動を制限した。
(息子の骨折という物理的に制限された時もありましたが・・・)
何かあった時に慌てたり、イライラしたくなかったのが一番の理由。

でもこれが良かったのか・・・
起業女子の世界からも、Facebookという世界からも少し距離を置いて静観することで今まで見えてこなかったものがたくさん見えてきた。
と、同時に自分が本当にやりたいことは何なのか?という事とも向き合えた1年だったのではないかと思う。


自分が一番やりたい事とは

本音を言うと「収入の為」だけに個人事業を続けていく事にここ数年ずっと疑問を感じていた。とはいえ収入がなければそもそも個人事業は成り立たない。その為、一番やりたいことを後回しにして収入になるものに手を出していく。もちろん必要としてくれる人がいたからこそ成り立ったものであり、私から話を聞きたいと言ってくれる人がいたことには感謝しかない。

でも、それらが私の事業のメインになっていくことに違和感しかなかった。
「微生物の人」と言われることが段々と苦痛になってきたのだ。
「微生物」がやりたければ迷わず企業への再就職を選ぶ。実験を繰り返し、検証を繰り返すことが微生物の面白さでもあるからだ。
専門的に一通り出来る人は中々いない職種。
それゆえに常に求人があることも知っていた。

だからこそ一旦「微生物講座」を終了させることにした。本当に伝えたい事が霞んでしまう前に…
今後はご依頼を頂ければお話しする・・・そんなスタンスを選ぶ事にした。

リスクを背負って(というかメリットよりデメリットの方が本当に多い)個人事業主を続ける理由は「不妊」や「女性の健康」に携わる仕事がしたいという理由以外にほかないのだ。

これも正直「個人事業主」という形に拘ってる訳では実はない。ただ、地方在住、子持ちという条件では「個人事業主」という形を選ばざるおえないだけである。
同じ思いを持ち、同じ未来を考えられる企業で私の条件で働ける会社があるならば、事業主という形に拘るつもりはない

SNSやブログはその人が発信していることが事業の主とみられる。SNSが全ての世界だからだ。発信していないことは存在しないこと。
だからこそ何を主に発信しているかがSNSを中心に個人事業を拡げている我々にとってはとても大切になるのだ。

ちなみにツイッタ―では不妊の事をメインに時々プライベートの発信をしている。たまーに、たまに食中毒などで思う事があれば呟いてもいるが・・・
微生物のことを話題にするのは本当に数ヶ月に1回ぐらい。
だから私の事は「不妊カウンセラー」として認知されている。もしくは「以前不妊治療を経験した人」のどちらかだ。

時代は変わっていく

当たり前だがずっと同じものが流行り、同じものが市場を締める事はまずない。それは化粧品メーカー勤務時代にも嫌と言うほど痛感した。
商品は3年から5年単位でリニューアルしていく。
それはなぜか?消費者は常に新鮮さを求めているからだ。
そして時代にあわせてニーズも変わるからだ。

それはもちろん「起業」の世界にも言える。起業女子がブームになり、SNS起業が話題になったのもそろそろ一昔前と言われるようになるのではないかとすら感じる事も。それぐらいここ2年の変化はめまぐるしい
特に私のように健康分野を扱っているものにとっては「逆風」しかないのではないかというような状況

でも、冷静にその状況を「観察」していたら、それが正常なあり方なのだと気づく。ここ5年ほどの「健康情報」の発信やあり方がおかしかったのだ。
それに周りが気づき警告をあげだしたのが2019年だったのではないかと思う。

一般的な標準医療を否定し、根拠が明確ではない民間療法や様々な自由診療がもてはやされビジネスになる時代が異常だったのだと冷静になれば気づくことが出来るが・・・
当時は多くの人がそこに何かを求めて彷徨っている状態だった。
そして私自身もまたそこに何か求めている答えがあるのではないかと彷徨った一人である。彷徨った結果、結局そういうものはやはりないのだ・・・という結論にたどりつくことになったのだが・・・

2019年は静観・内観することで色んな事を自分の中で整理しその変化を受け入れた1年だったのではないかと思う。
手離すものは手離し必要な物だけ持って次の時代へ進もうと決めた1年でもあった。

新しい変化

私の大きな変化と言えばツイッターで多くの不妊治療当事者の方や、不妊治療や不妊支援に携わっている方と知り合えたということだ。
ツイッタ―経由でお仕事の依頼を頂いたり、「不妊」に関するやり取りをさせて頂いた方もいる。
「不妊」に関する新たな情報やまだまだ知らない事を学ばせてもらう機会もあった。

と同時にこの現状を広く伝えていき、少しでも不妊治療が受けやすい社会に変えていきたいという思いが強くなった。
その思いが出版企画書となり出版に結びつくことになったのだ。

声の届け方がわからなく、結局私たち(不妊当事者)の想いは届かないのかとモヤモヤしていたところに道筋が見えきた瞬間だった。

2019年の漢字は?

さて、2019年を一文字の漢字で表なら

「観」

が一番適切ではないかと思うのです。
上でも書きましたが今年は「静観」「内観」「観察」と周りを見続けた1年でした。
見続けたからこそ気づける変化も多くありましたし、自分の中で整理がつくものもたくさんありました。

そして実はプライベートではお芝居の「観劇」が復活した年でもありました。今年だけで15回も舞台を観にいっていたようです。

さて2020年はどんな1年になるのでしょうか?
今年は少しペースダウンしたので2020年は動き出す1年にしたいなと思います。6月には出版も控えていますし。2020年は出版の1年になるかなと思っています。

「変化を恐れず挑戦し続ける」
をモットーに2020年も邁進していきたいと思います。
そして2020年はもう少しこまめにこちらも更新したいと思います。
どうぞ2020年もよろしくお願いします。


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