📖101点の犯罪: 名探偵 風泉俊馬シリーズ📖
2022年3月13日(日)読了
このところ、エッセイを読むことが多かったので、久しぶりに推理小説を読みたいなと思って見つけたのがこの本でした。
いわゆる、名探偵ものが好きです。
この作者の本はたぶん初めて読んだと思いますが、数冊のシリーズになっているようだったので、まずはその一作目を読んでみました。
主人公の探偵「風泉 俊馬」はぼさぼさ頭でよれよれのコートを羽織っている飄々としたキャラクター。
京都にある小さな探偵事務所に所属していて、泥臭く地道に犯人を追い詰めていくタイプです。
本編は、事故死に見えた一人の死が、遠く離れたところで起こった全く関係がないと思われた殺人と結びついていて、それを丁寧に調べていき、事故死ではなく殺人だったと立証していきます。
私自身の正直な所感としては、いろんな面でちょっと物足りなさを感じました。
今まで読んできているのが、島田 荘司さんや綾辻 行人さん、法月 綸太郎さんなどの主人公の探偵のキャラが立っていて、結構重厚な物語が多かったので、そういうものを期待していたのかもしれません。
Kindle unlimitedで読めるものにも限りがあるので、自分にとってなかなかこれだ!という推理小説に巡り会えていないのですが、またいろんな本を読み漁ってみようと思っています。
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