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「教室が、ひとりになるまで」

2022年1月30日(日)読了

なぜこの本を読もうと思ったのかが思い出せない。。。
いわゆる新本格推理と呼ばれるジャンルの推理小説をよく読んでいましたが、最近のもう少し軽い感じの推理小説を読んでみようと思ったからかな。

作者は 朝倉 秋成さん。
私にとっては初めての作家さんです。
そういえば、新聞か何かでこの方の作品で「六人の嘘つきな大学生」というタイトルの本の紹介を読んだように思います。
まぁ、そのへんの話はおいといて。

解説に書かれていましたが、この作品は最近流行りの「特殊設定ミステリ」というジャンル(?)に属するものだそうです。
高校が舞台になりますが、超能力や超自然的な設定+謎解きの要素を含んでいます。

個人的には超能力で何かが起きるみたいな話はあまり好きではないのですが、謎解きの観点から見ても「あぁ、なるほど。そういうことですか。」と思えるところもあり、興味深く読むことができました。

最後の方で、タイトルの「教室が、ひとりになるまで」の意味がよくわかりました。
自分自身は楽しく高校生活を送ったつもりですが、主人公のような気持ちで毎日を過ごしていたやつもいるかもしれないなぁとなんとなく考えさせられました。
内容に全く触れていないので、これだけ読んでもなんのことかはわからないでしょうけど。

作中の言葉遣いなどは割と好きな方だと思うので、また別の作品も読んでみようかなと思っています。

あぁ、そういえば、この間、こんな本も読みましたね。

ガールズハードボイルド小説 だそうです。
なかなかおもしろかった。

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