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📖踊る手なが猿📖

2023年6月15日(木)読了

島田荘司さんの短編推理小説集です。

新宿西口にある喫茶店の向かいのケーキ屋のガラスケースにある猿の人形に赤いリボンが結び付けられている。
毎日よく観察すると、日によってリボンの位置が変わっている。
これの意味することは何なのか。(踊る手なが猿)
都立高校の敷地内から無数の人骨が発掘された。これは江戸時代の墓地なのか。その中の樽型の棺に男女2体の人骨と密封された小壺があった。そこには悲しい物語が封印されていた。(暗闇団子)

島田荘司さんの「探偵 御手洗潔」シリーズはほとんど読んでいるはず。
この短編集は御手洗潔シリーズとは違うので、もしかしたら初めて読んだかも。
本格的な推理小説好きな私としては、この短編集はちょっと物足りなさを感じましたが、なるほどと思わせるトリックもあり、また、悲しい物語もありで、それなりに楽しめました。

今までの御手洗潔シリーズとか、京極夏彦さんの「京極堂」シリーズとか、またじっくりと読んでみたいな。

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